【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:ミュージカル『テニスの王子様』」から
2012/02/24
2012.2.22 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:ミュージカル『テニスの王子様』」から
「型破り」が、さわやかなミュージカル
コラムの著者 中本千晶氏(ジャーナリスト)が紹介するのは、若い女性に大人気というミュージカル『テニスの王子様』(略称テニミュ)である。この作品は、週刊少年『ジャンプ』に掲載された同名の漫画原作を舞台化したものだそうだ。
物語は、天才少年、越前リョーマを擁する青春学園中等部(青学)テニス部が、各地の強豪校を激戦の末に下し、全国制覇するもの。2003年に始まった舞台版では年2回の公演で主要な対戦を順に取り上げていった。昨年来キャスティングを変え第二シーズンとなっている。
中本氏によると。テニミュには従来の常識を破った特色があるという。
- 登場人物はすべて男子。青学メンバーと相手校の選手のみ
- 「恋愛」要素も一切なし。男子同士の爽やかな「絆」が焦点。
- 主役を頂点とした階層がない
- 公演ごとに対戦相手が変化し、スポットが当たる選手も変わる。
- キャスティングの基準は原作のキャラクターに以下に近いかにある
- 舞台経験のない人もキャストに入り、若手男優の登竜門となった
- ファンとして新人の成長過程を見守り、応援するといった楽しみ方もある
- 照明や音響、映像を巧みに使う
- 迫力の試合シーンが見所。
スポーツ界の爽やかな「絆」を満喫しつつ、役者とファンも「絆」で結ばれ、共に決勝戦まで盛り上がるようだ。結果として劇場側は、新規の若い顧客層を得たことになった。
さて、テニミュは○○48のプロデュースとどこかにていると感じるのは私だけか。
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