【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:技術偏重を戒めた富士通の闘士」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:空間デザイン」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「体験的リーダー論、キヤノン電子・酒巻社長⑫」から

2012.2.1 日経産業新聞の記事「体験的リーダー論、キヤノン電子・酒巻社長⑫」から

仕事を楽しめば出世や手柄は後からついてくる

コラムの著者 キヤノン電子社長 酒巻氏が語るのは仕事と出世、手柄に明快な関係を示しているところだ。仕事が決して一人では完結しないところから、成功すれば、みんなで祝うといった気持ちが重要だという。これが出来ない人は、手柄を一人占め、他人の功績ですら、自分の手柄といったことまでも行うという。

我欲に溺れ、他人を蹴落としてまで出世した暁は、平常心がないために、周囲から嫌われたり、恨みを買うことになって反って自滅するという。

○「リーダーになりたければ、一見逆説的であるが、出世を目的に仕事をしないこと」○

酒巻社長は、ビジネスパーソンなら出世を望むのは自然だという。だが、それを過ぎると、人間がおかしくなる。むしろ、純粋に仕事を面白がって、自分の夢を実現すべきと戒める。結果的に出世がついてくるし、人望を保ったままでリーダーになりえることになる。何よりもそう考えた方が、仕事人生は断然楽しいと示唆する。

⇒技術者であれば、目標とする開発テーマを成功させることが所属の部署や会社の業績はもとより、その技術分野、社会の発展に大きく貢献すると信じて取り組むべきだという。

○「好きな仕事に全力投球出来ればそれでいい。手柄は人にくれてやる」○

このような姿勢で仕事ができれば、結果的にリーダーとして心の広さも増すという。

⇒酒巻社長は、仕事の成功に目処が立つと『あとは頼んだよ』と言って部下に仕上げを任せた。こうすることで、部下が仕事を覚え、自信をつけてくれれば、自分のやりたい仕事はやりやすくなくなる。結果として良い仕事ができる。

⇒仕事で成功したかったら、私欲を捨てること。そうすれば、周りも「あいつは手柄を欲しがらない。損得抜きで動く人間だ」と見てくれる。欲のない人間には、安心してよき仲間、協力者が集まってくれる。リーダとして部下に厳しくても、私心がないとわかると、必ずついてきてくれるし、仕事も進み、成功確率も上がる。

○手柄を譲るタイプは、大器晩成○

出世のスピードは決して速くないかもしれない。しかし、見ている人はきちんと評価している。周囲に押される形で着実にリーダーとして階段を昇っていくという。happy01

コメント

コメントの確認

コメントのプレビュー

プレビュー中です。コメントはまだ投稿されていません。

処理中...
コメントを投稿できませんでした。エラー:
コメントを投稿しました。コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。 さらにコメントを投稿する

入力された文字と数字は画像と一致していません。再度入力してください。

最後に、下の画像の中に見える文字と数字を入力してください。これはプログラムを使ってコメントを自動的に投稿するのを防ぐために行われています。

画像を読み取れない場合は 別の画像を表示してください。

処理中...

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

アカウント情報

(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)