【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:盆栽、日本の自然美、外国人や若者ひき付ける」から
2012/01/14
2012.1.11 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:盆栽、日本の自然美、外国人や若者ひき付ける」から
和風ガーデニングのニューウェイブ
コラムの著者 柏木博氏(デザイン評論家)の視点は、和風ガーデニングのビジネスチャンスに関するものだ。
同氏は、これまで西洋風に庭に関する産業は、「インテリア」から「エクステリア」への意識の高まりとともに、庭いじりから「ガーデニング」ブームから発展してきたという。ガーデニングはやが草木だけでなく、テーブルや椅子といったエクステリアに拡がり、DIYショップの市場を広げた。
一方、和風の庭作りの最終規模である「盆栽」も国内市場は、最盛期の6分の1に縮小しているという。しかし、興味深いのは、自然を庭に取り入れた作庭から坪庭、さらに盆栽とミニチュアライズするなかで、欧米では特に注目されていることだ。日本の盆栽は国内ではなく海外輸出として61億円(2011年)で売れている。ミニチュア和風庭園「盆栽」は海外の需要の方が旺盛ということだ。実際、柏木氏のコラムによると、「大宮盆栽博物館」ででも海外客人気である。
さらに、若年層の苔玉ブームがある。和風アレンジが新しい視点で注目され、モダン盆栽として、再度活性化される可能性もありそうだ。
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