【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「体験的リーダー論、キヤノン電子・酒巻社長⑦」から
2011/12/17
2011.12.14 日経産業新聞の記事「体験的リーダー論、キヤノン電子・酒巻社長⑦」から
『マネジメントの要諦は組織を率いて成果を上げるために部下の力を引き出すこと。管理が目的ではない。』
コラムの著者 キヤノン電子社長 酒巻氏が語っているのは、マネージメントのあり方である。
- マネジメントとは、リーダとして組織を率いて成果を上げることであり、そのために部下の力を引き出すこと。管理が目的ではない。
- 経営者や部門長などのリーダーになったら、具体的な目的、目標を部下にしめす必要がある。そのために、自社や自部門はどうしたいのかをじっくり検討し、自らの「考え」を持つ。
- その考えに近づけるために、実際に汗をかく部下の方向性を合わせ、教育し、部下自ら「考える」ことを勧める
- また、部下を観察し、一人ひとりの強みをどう発揮させるかを考え、部下自身が自社にどう貢献しているかが分かる意識を持たせる。
- 自分の持つ情報と部下の持つ情報を同じにして共有できるようにする
- 部下が「やるべきことは何か」が自覚でき、「自分は何ができるか」を考えらるようにする
- 自発的な行動を促す仕掛けを作っても良い
- キヤノン電子では、4人一組で何でもよいから世界一を目指すようにして成果を評価する「ピカイチ運動」なる仕掛けがある
- コンプライアンスや省エネなど「会社」として取り組む「管理」が必要なものも自主的に解決できれば大きな力となる。リーダーの知恵の出しどころ。
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