【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:逆境でも2ケタ増収、工夫と熱意」から
2011/11/09
2011.11.4 日経産業新聞の記事「眼光紙背:逆境でも2ケタ増収、工夫と熱意」から
震災をどう捉えるかがキー
コラムの著者は、東大阪市の建築金物卸の社長の震災時の行動とその業績について触れている。毎年、主市場である首都圏で自社の取扱品の見本市を行っていたが、今年は東日本大震災の翌日が開催日。
同社長も開催を危ぶんだが、社員の「是非やらせてほしい」の熱意に開催を決定。大混乱の首都圏の交通事情で、出展や参加者がどうか気をもんだが、結果として、不参加は少数で成功裏に終わったという。
震災後の節電モードで、猛暑対策の網戸が爆発的に売れ、すだれを引っかける金具が品切れになったほど。同社長は、前年同期比で2ケタの増収を達成したとのこと。頑張って顔を出した出店企業や来場企業もそろばんをきちんとはじいて業績を伸ばしたという。
冬も電力事情は改善しないとの情報で、石油ストーブに使う石油ポンプや窓ガラスに貼る断熱フィルムが品薄になりつつあるという。震災でモノが売れないというのは逃げ口上であることがこれでもわかる。
コメント