【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:赤字のTV事業、継続するなら」から
2011/11/10
2011.11.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:赤字のTV事業、継続するなら」から
TV事業を続けるなら、メンツ以外の説明が必要
コラムの著者は、コネクター大手のヒロセ電機会長、社長を勤められた故 酒井秀樹氏の利益率重視の経営について触れ、大手家電メーカーのテレビ事業について疑問視している。
酒井氏の経営は、毎日の時間をかけた徹底した損益分岐による製品系列の点検だ。損益分岐点比率が50%に達していない製品は製造をやめる。同社の4万点の製品の内、毎年20%は生産中止になるそうだ。
その酒井氏の目から見れば、テレビ事業を何期も続けて多額の赤字を出している様子は、理解できないと言いたいだろう。「利益の出ない製品や事業を継続することは経営資源の多大な浪費」と酒井氏は指摘していたという。
テレビは企業の顔という日本の家電メーカーはこれから収益性があがるのか。あるいはメンツ以外の投資家が納得できるビジョンがあるのかと、コラムの著者は手厳しい。
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