【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:ソーシャルビジネス勃興」から
2011/10/30
2011.10.27 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:ソーシャルビジネス勃興」から
ソーシャルメディアが起業を後押し
コラムの著者 法政大学経営学部教授 西川英彦氏が、紹介するのは、イベント「イノベーション・ウィークエンド」(▶参考)というイベントである。起業支援(インキュベータ)、ネットベンチャー専門のメディア、VCなどが、起業家6人を選抜したうえで「ピッチコンテスト」をおこなう。事業プランの発表は従来のビジネスコンテストと同様だが、参加者全員による投票で優勝が決まる。
これまでのビジネコンテストが、起業家と投資家のマッティングの場であったが、このイベントは、起業家同士や弁護士などと交流、相互に新しい体験での学習を行うことで、「コミュニティー」を形成しようという取り組みである。ここまではイベントではあるが、その背景を支えるのは、「コミュニティー」を巻き込むソーシャルメディアである。資金調達もソーシャルメディアで進めやすくなり、事業経験が少ない若手起業家が増えてきたことだ。さらに、ネット起業家のOBなどの投資家も増えてきたこともある。
西川教授が指摘するのは、起業家だけでなく新規事業のメンバーにも、コミュニティーがイノベーションを生む可能性が拡がるのではないかという点だ。
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