【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:製品の命運握るSNSパワー」から
2011/09/17
2011.9.14 日経産業新聞の記事「眼光紙背:製品の命運握るSNSパワー」から
製品寿命に影響を想定外で与えるSNSパワー
コラムでは、技術革新による研究開発競争の激化で、業界内の企業がお互いの首を絞める「テクノロジー・トレッドミル」について触れ、製品寿命が近年ますます短くなってきていると語っている。
1960年代の日本では、企業が製品から利益を得られる”製品寿命”は20年前後であったという。2000年以降は、5分の1以下。テレビは1990年代に13年。2000年以降は4年になった。
通常は、耐久消費財の買い替えサイクルは、景気の停滞で長くなり、回復すると短くなるとされてきた。製品寿命もこれに沿った形であった。ところが、このセオリーもSNSなどソーシャルメディアによって起こ口コミの力で、SNSを味方にすれば、製品は長寿命、敵に回すと、あっと言う間に市場から撤退を余儀なくされ短命に終わるという。
経済予測もソーシャルメディアの背後にある消費者ニーズの動向を読まないと、とんでもないブレが生じるかもしれない。
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