【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:フェイスブックとツイッター」から
2011/09/05
2011.8.31 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:フェイスブックとツイッター」から
ネット社会の「ムラ」への参加は自己責任
コラムの著者ジャーナリスト 中本千晶氏が、今流行しているソーシャルメディア、フェイスブックとツイッターの使い分けなどについて語っている。中本氏も年賀状のやり取り程度の付き合い方も実名主義のフェイスブックでは、同郷の友人や以前の会社の先輩とつながるきっかけとなったそうだ。
フェイスブックは、実名主義で学生時代や仕事関係などで培ったリアルなネットワークがそのまま反映する感じがするという。一方、ツイッターは、未知の人と果てしなくつながっていく醍醐味があるという。
同じ内容を発信してもフェイスブックとツイッターでは、「受け」が違う。写真付きのたわいのない近況報告などはフェイスブックでは受けるが、ツイッターではあっという間に流れ去る。ツイッターでは多少毒のある自己主張が受けるようだ。
ツイッターもフェイスブックもネットのバーチャル(仮想)な「ムラ(村)」であるコミュニティをつくる。実際の村とは違い、「ムラ」の規模や住民構成、関わり方を決めることも自己判断。村民になるのも自己責任である。
中本氏が指摘するのは「ムラ」にも盛衰があるという。嘗てのパソコン通信「ニフティサーブ」、インターネット掲示板、「ミクシィ」など繁栄する「ムラ」は次々と変わっている。ある「ムラ」の長老になってしまって、そのまま引っ越せずにいる知人もいるという。このような栄枯盛衰を繰り返すネット社会の「ムラ」を巧く活用しながら移住するのも、中本氏に言うには、今世紀人の必須の「たしなみ」だそうだ。
現代人のたしなみには、エチケットならぬネチケット、ソーシャルダンスならぬソーシャルメディアが必要なようだ
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