【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『キリンの法則』証明はこれから」から
2011/08/10
2011.8.8 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『キリンの法則』証明はこれから」から
本社との距離で業績が決まる?
コラムの話題は、海外戦略を積極的に進めている企業にとっては危惧?かもしれない。コラムの著者によると、米国ウォールマート・ストアーズが米国やその国境に近い国々では業績が良好で、欧州や日本では厳しい。さらに韓国では撤退までおこったという。いわば「ウォールマートの法則」が成り立つという。
この例を真とすると、キリンホールディングスがブラジルのビール会社を買収した件は、本社のちょうど地球の反対側で、かなりの苦戦を強いられるというわけだ。確かに、アジアやオセアニアでも決して良い業績ではないとすれば、ブラジル進出は?となるわけだ。しかし、コラムの著者は抜け目なく、ブラジルで成功すれば、新しい「キリンの法則」が生まれると。
何れにしても、私を含め評論家の立場で、現場の努力をさておき、このようなことを述べること自体不謹慎かもしれない。しかし、多くのXX法則は、新時代では必ず破られ、新しいYY法則が生まれてきたのも歴史的な事実。是非、酷暑の夏、喉をビールで潤しながら、新法則を見出すのも夏休みの課題かもしれない。
コメント