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2011.8.17   日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:復活するか修理工房」から

経年変化に価値観をもつ

コラムの著者 デザイン評論家の柏木博氏が指摘するのは、自然環境の保護といったモチベーション以外の価値観で、修理をしながら使うことが拡がっているという。

8月2日のモノ・マガジン(▶ 参照)では、「修理してかしこく使う一生モノ宣言」といった特集があり、英国ブランドのトランク「グローブ・トロッター」の専用修理工場などが紹介されている。

修理して使うモチベーションは、経年変化をネガティブではなく、ポジティブ、つまり魅力とした気付きにあるという。経年変化を活かし、傷んだところを完璧に蘇らせるところが特徴という。

柏木氏は、ブランド品のみならず、様々な修理に関する工房が今後復活してくるだろうと予測している。

ICT時代にアナログな修理。そのフュージョンが何かを生みだす時代かもしれない。happy01

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