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2011.8.10  日経産業新聞集の記事「パソコン30年先駆者たちの証言」から

初代MITメディアラボ所長、曰く「成功は明日の敵」

コラムでは、日経新聞の記者が、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ初代所長であったニコラス・ネグロポンテ氏(▶ 参考)をインタビューした内容だ。ネグロポンテ氏は、筆者がメディアラボに客員研究員として留学していた時の所長だった。彼の著者、「Being Digital(邦訳:ビーイング・デジタル―ビット時代」」(▶ 参考)はベストセラーとなった。され、インタビューの内容は?

【市場原理がIT業界の世界では熾烈】

米国ICT関係で有名な企業について、ネグロポンテ氏の見通しを語っている:

①アップル:「自己革新的な会社だが、ネット市場をすべて自分で管理しようとすれば、失敗しかねない」と指摘。

②米マイクロソフトとインテル:「成功は明日の敵だ。確かにパソコン市場を支配したが、今では拘泥している」と語る。独占的な支配が反って企業の成長力を鈍らせ、技術革新を妨げると警鐘を鳴らした。

③米アマゾン:「電子書籍はアマゾン・ドット・コムの方が、(アップルより)賢く事業を展開している」と、ネット事業会社での戦略違いを指摘。

④IBMとIBM-PC:「PCは車の『T型フォード』と同じだ。彼らが提唱したのは、誰もが日常生活でコンピュータを使えるようにすることだった。私も彼らのパソコンの普及計画に加わったが、最初は消費者向けを想定したものの、中小企業や学校にしか広がらなかった」と振り返る。

【メディアラボの使命】

・「我々の任務は新しいメディアの開発者とその利用者に共通の場を提供することだった。タイミングは大正解。我々はそれを『コンバージェンス(融合)』と呼んだ。我々の計画を笑う人もいたが間違っていたのは自分だと気付いたようだ」

メディアラボが1985年に出来て25年。今の所長、伊藤穰一氏(ネオテニー社長、デジタルガレージ取締役)は著者にとって弊社の前会長。メディアラボも因縁があり、ICTのパワースポットである点は変わらないようだ。happy01

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