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2011.7.19   日経産業新聞集の記事「『社会的責任』世界の視点②:日本で根強い狭い解釈」から

CSRは企業活動と本来は一体

コラムの著者 損害保険ジャパン理事CSR統括部長 関正雄氏が指摘するのは、日本の企業のCSRに対する誤解が多いことだ。

【日本と欧州のSCRの定義の違い】

  • 日本での多い誤解: 利益を生む本業とは切り離された社会貢献
  • 代表的な欧州の定義: 事業のプロセス等の中に、社会や環境への配慮を組み込むこと

このちがいは、日本の誤解が狭い社会貢献活動とSCRを同一視することにある。欧州委員会のCSRに関する通達(2002年)は、事業活動に関わるステークホルダーとの交流の中で、自主的に社会や環境の配慮を組み込むことで、本業に組み込まれていることになっている。事業活動に追加するのではなく、やり方自体を変えていくのがSCRというわけだ。

【古くて新しい社会的責任(CSR)】

日本の企業がSCRに決して無関心というわけではない。問題は、環境や人権への配慮を欠いた事業活動での利益を免罪符のように社会福祉に寄付するというのは、関氏によるとNGだそうだ。社会貢献の面だけを強調するのではなく、あらゆる企業活動に、社会、環境や人権への配慮がなされていて一体化しているのが本来のCSRであるという。

日本の企業の誤解を解かないと、その努力が報われないことなりかねない。

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