【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「マネジメントの肖像⑩フィリップ・コトラー」から
2011/07/21
2011.7.20 日経産業新聞の記事「マネジメントの肖像⑩フィリップ・コトラー」から
マーケティングを学術的に体系化したコトラー
コラムの著者 ブース・アンド・カンパニー岸本義之ディレクターが示す今回の人物は、現役のフィリップ・コトラーだ。(▶参照 ) コトラーは、数多くの著書を著し、それまでのマーケティング理論を整理した意味で、「マーケティングの『発明者』」と呼ばれる。
【マーケティングの4P】(ジェローム・マッカシー)
1960年代に売り手側の視点で大量販売の実践的な要素を説明:
- プロダクト(製品)
- プライス(価格)
- プレイス(場所)
- プロモーション(販促活動)
この4つの要素を売り手側の視点で拡張したのがコトラーである。
- プロダクト→買い手に満足や便益をもたらすと期待される物質やサービス、象徴的な集合
- 買い手からの価値の視点を入れ、無形なものにも価値を含めた
ただし、最近は、マス・マーケティングの意義そのものが疑問視され、経済のサービス化が進み、ICTによって4Pが更に曖昧となっている。そういった意味でコトラーのマーケティング理論も再構築される時代に差し掛かっていると言える。
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