【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:社内メディア」から
2011/07/20
2011.7.14 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:社内メディア」から
社内メディアに現場から責任者まで個人が登場することで創造性を刺激
コラムの著者 法政大学経営学部教授 西川英彦氏は、企業内で社員同士が「創発」状態になり、新しい価値創造の確率をあげるために実現する事例としてリクルートの社内メディアを取り上げている。リクルートは、「社員皆経営者」主義とそのDNAを伝えていこうという意思が背景にあり、さらに丹念な社員へのヒアリングがあって、「読まれる」社内メディアを目指しているという:
以下は同社の社内メディア:
【マネジメントX】
- 約600人の責任者クラスに月一度限定配信。新規のビジネスモデルやマーケティング、ネットの紹介にとどまらず、事業責任者による戦略や状況を説明。
- 1963年の「週刊リクルート」からスタート。誰もが経営状況を把握できるようにするのが目的であった。
【リクルート★NEWS】
- マネジメントXとは異なり、全社員向けの社内サイト。
- 各事業の取り組みや市場動向の評価などのコンテンツ
- ほぼ毎日更新
【ほメール】
- 月間、4半期、年間で各事業部隊で選出したMVPの社員の顔を掲載。
- 競争しながら楽しみ事業を促進する
- 褒める文化を広める、継続する
【かもめ】
- 社員やOB、社外の人などに焦点
- リクルートのDNAを伝える社内報。移動中でも気軽に読める紙媒体。
- 掲載が目標になっている社員も。
社外への情報発信が上手いところは社内メディアも充実していると言えそうだ。
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