【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「『社会的責任』世界の視点①:大震災、みえた企業の役割」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:『情報誌ぴあ 21日休刊』」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「マネジメントの肖像⑨エドワーズ・デミング」から

2011.7.13   日経産業新聞の記事「マネジメントの肖像⑨エドワーズ・デミング」から

デミングは戦後日本の奇跡を実現

コラムの著者 ブース・アンド・カンパニー岸本義之ディレクターが示す今回の人物は、エドワーズ・デミングだ。(▶参照 前回のウォルター・シューハートの統計的な品質管理法は、日本科学技術連盟(日科技連)の招きでデミングが行った講義から21社の日本企業へと発展する。

W._Edwards_Deming

デミングの主張は、品質が統計的であれば、経営者が指導しなければならないというものである。「私は単に品質についての話をしに来たのではない。経営者に対し、彼らの責任を説明したのだ。日本の経営者は自分の責任を何たるかを知り、責任について多くのことを学び、行動を起こした」と講義で語ったという。

デミングに関しては幾つかの逸話がある。品質管理での名誉あるデミング賞は、彼が講演の謝礼を断り、著作の印税を元に設立されたもの。また、米国では無名の学者であったため、米国メディアが日本の躍進を番組にする際に、デミングは認知されていなかった。

デミングのメッセージは、

  • 品質管理は経営トップ主導で行え。
  • 顧客は王様だ。
  • 製造プロセスは製品に勝る重要性を持つ。
  • 組織に関わるすべてに人を巻き込め。
  • 人を訓練せよ。

QC(品質管理)サークルの導入とその本質を手に入れた日本は、デミングによって奇跡的な戦後復興をもたらせたのである。

コメント

コメントの確認

コメントのプレビュー

プレビュー中です。コメントはまだ投稿されていません。

処理中...
コメントを投稿できませんでした。エラー:
コメントを投稿しました。コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。 さらにコメントを投稿する

入力された文字と数字は画像と一致していません。再度入力してください。

最後に、下の画像の中に見える文字と数字を入力してください。これはプログラムを使ってコメントを自動的に投稿するのを防ぐために行われています。

画像を読み取れない場合は 別の画像を表示してください。

処理中...

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

アカウント情報

(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)