【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「会議を変える勘所⑨:アイデア湧く空間に」より
2011/06/14
2011.6.9 日経産業新聞の記事「会議を変える勘所⑨:アイデア湧く空間に」から
アイデアの質を高める会議室やツール
コラムの著者 博報堂ブランドデザイン 竹内慶氏が、5人程度の小集団でアイデア出しをする場合の具体的な会議室やツールへの示唆をしている。同氏のポイントを示そう。
【会議室のネタ出しのための環境整備】(5人程度)
- 少し広い目の会議室(20平米以上で動き回れる程度)
- 1つのテーブルで参加者の上下関係等が強調されないようにランダムに着席
- テーブルの隅にはコーヒーやお菓子を用意。
- 自由な雰囲気になる
- 立ちあがってコーヒーをいれるといった行為自身が気分転換になる
- ホワイトボードはできれば複数。消し書きすることで思考が停滞するのを防ごう
- 人数分の付箋と数枚の模造紙を準備
【アイデアの発散と収束】
- 最初は、付箋に一人ずつ思いついたことを記入
- 付箋の内容を皆と共有しながら模造紙に張って発表
- 模造紙を拡げて近い話題等をまとめながら、壁に張る。目線を変えてみることで、さらにアイデアを出す
- 張る位置を高くしたり、低くしたりすることで目線を変えるのもよい
- ホワイトボードは、発散用、まとめ用とわけて使うのも手
- ホワイトボード等ツールで思考が中断されないようにする
【会議室の工夫の例】
- 靴を脱いで入る会議室
- 4面ホワイドボードの会議室
- バーのように飲んだり食べたりして立ち話をする会議室
- 壁の色を赤(発散)、青(収束)として部屋を変える会議室
ビジネスパーソンで多くの時間を使う会議室。知的生産の向上として使い方やツールなど一工夫してみるのも良いかも。
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