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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「会議を変える勘所⑥:議長は引き立て役」より

2011.5.19  日経産業新聞の記事「会議を変える勘所⑥:議長は引き立て役」から

議長役の気負いすぎは禁物。

  コラムの著者 会議力向上員会員会議ファシリテーター普及協会代表 釘山健一氏によると、例えば議長監修などで気負いこんだリーダーが失敗するのは、張り切りが、反って会議の参加者を”受け身”にしてしまう危険性があるからだという。では議長の役割は何だろうか?

  • 参加者の集中力を引きだす
  • 「主体的に」議論してもらう
  • 意見の整理を参加者に任せることも

多くのノウハウ本が、議長は参加者の意見をまとめることとあるが、釘山氏は、意見の整理まで自分の役割と思ってもらえるぐらい会議をリードすることであって、必ずしもまとめる必要はないという。まとめると反って参加者の主体性が失われるからだ。つまり、議長としては、参加者に対して「意見の整理をするとどうなりますか?」と逆に振るぐらいがよいとのこと。このセリフで、参加者の皆が真剣に整理を始めてくれ、主体性が生まれるからだ。

会議を議長は仕切るのではなく、意見を出させる素地を作り、主体的に参加させることだ。

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