【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:3D技術」から
2011/04/18
2011.4.14 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:3D技術」
3D(三次元)技術は画像技術に止まらず多方面に応用
コラムの著者 立教大学経営学部高岡美佳教授は、3D技術を単なる立体視や仮想的な設計技法ではなく、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)などを取り上げその応用が広いことを示す。
映画やTVの3D化は映像自体をコンテンツとする考えだが、PLMの1つのツールと考えると、仮想的な空間で設計したものを繰り返し改善し、現場でのニーズに合った効率的な製品づくりが可能となる。ここでは自動車部品メーカーの例で、3Dを使ってパッケージの設計を効率的に行い、さらに驚くことに、輸送時に安全に運搬でき受け入れの自動車メーカーも手間が省けパッケージであれば、大きなコスト削減になる。さらに、輸送回数を減らし、運搬車を小型化することで二酸化炭素の排出を抑えることもできたという。
経済成長と持続社会を両立させるには、3D技術のようなITが不可欠というわけだ。
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