【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:復興の大計は誰が描く」から
2011/04/14
2011.4.11 日経産業新聞の記事「眼光紙背:復興の大計は誰が描く」より
この国の復旧・復興のグランド・デザイナーは誰なのか?
今回の大震災後3月末にコラムの筆者は宮城県石巻市から仙台市の沿岸部を車で走った様子をコラムで語っている。
日本製紙、東ソー、東北ドック鉄工、JFE条鋼といった機械や資材がぐちゃぐちゃに散乱した工場群。凄まじい津波のエネルギーとヘドロ様な不快な臭気が漂うその風景から、復旧・復興という言葉を受け入れるには程遠いと感じたという。
ところが被災した多くの企業がひたむきに操業再開に向けて動いている。不屈の精神には脱帽。ただ、壊れたものを作り直すではなく、津波や地震対策を含めた広域なグランドデザインが必要だという。
本来はグランドデザインは政治家が提案すべきであるのに、国難に際してリーダーたる人物とそのリーダの下に結集していく習慣が不在だという。震災直後に世界から贈られた讃辞に対して次はどうこたえるのか?
コメント