【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:鏡開きに漂う時代変遷の空気」から
2011/01/18
2011.1.17 日経産業新聞の「眼光紙背:鏡開きに漂う時代変遷の空気」より
鏡開きの槌振る担い手も時代を映す
コラムでは、20年ほど定点観測で半導体製造装置業界の賀詞交換会の様子を見てきた記者の感慨を示している。同業界は、かつての大手半導体メーカーや学界の大御所による鏡開きの儀式がなくなり、現場の長での槌振いだそうだ。製造装置メーカーの顧客である半導体メーカー自体が業界再編で国内市場が縮み、海外メーカーが台頭している事実があるからだという。
もう、鏡開きの日本伝統の儀式も、その担い手が、その意味や内容を知らない海外メーカーに委ねられるのも無理からぬ話という。それ以前に、賀詞交換会自身がどうなることか分からないのが時代の変遷だ。
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