【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「NewsEdge:『スマート家電』かすむ日本勢」から
2011/01/17
2011.1.14 日経産業新聞の「NewsEdge:『スマート家電』かすむ日本勢」より
2011年米国最大の家電展示会(CES)にみる米国市場戦略の危惧
コラムでは、ラスベガスで1月上旬開催されたCESを取り上げて、家電メーカーの戦略に危惧を投げかけている。ここで、新興国以上に人口が3億と最大の米国市場。従来の白物家電も、インターネット接続やエコ機能を拡大し、スマート家電として元気が良いのは米国GEや韓国勢。
- インターネットに接続して調理メニューを次々にダウンロードできるオーブンレンジ
- 庫内の不足した食品を把握し携帯電にメッセージを送る冷蔵庫
- 搭載したカメラで部屋の汚れた場所を見つけ自動的に掃除するロボット
どれも、国産メーカーでは一度は手掛けた商品だ。しかし、米国の家電量販店の店頭に日本製は劣勢だ。
主な原因は、技術先行で、実用化に遅れ、アピールが不足している点にある。また、標準化規格も、国内規格に固執すれば、米国での規格への対応が遅れるといった部分もある。やはり、市場戦略の弱さが露呈し始めた結果かもしれない。
コメント