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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「哲学で拓くBIZテク②:デカルトの『方法的懐疑』」から

2011.1.25 日経産業新聞の「哲学で拓くBIZテク②:デカルトの『方法的懐疑』」より

「方法的懐疑」で「問題把握力」の向上を

コラムで今回紹介されたのは、ルネ・デカルト(▶ 参考)。かなり革新的なデカルトは、形而上学で重要な役割を果たす。有名な「我思う故に我あり」も、究極の本質が、客観的な「私」であることの発見だったこと。

彼は幼少のころから、積極的な懐疑、つまり、「疑って疑って、少しでも疑いあるものを排除して、残るものを持究める」ことが好きだったようだ。この懐疑を「方法的懐疑」というそうだ。

方法的懐疑を行うと、事態を客観的に見れるという。つまり、世界を疑うまでの「私」は事態を客観的に観れるというわけだ。(という、書き方自身懐疑的かbleah) 更に疑いを重ねていくと、ついに「私」というものと世界が切り離され、客観的に事態を観れる。そこには問題の本質を把握する真理や原理がある。

現代社会で多くのビジネスパーソンが的確に問題を把握できないでいる。デカルトの「方法的懐疑」を進めれば、自分自身の本質を確定して、立ち位置が明確になれば、問題点だけがのこり、後は解決する答えを見つけるというものだ。つまり、「方法的懐疑」を駆使すれば、問題把握力を向上させることができる。

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