【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:『冒険心』持ち攻めの経営を」から
2010/12/02
2010.11.29の日経産業新聞の「眼光紙背:『冒険心』持ち攻めの経営を」より
新会社法の施行後4年半、攻守交代の時期か?
企業活動の多様性を柔軟に認めた新会社法の施行から4年半が経過した。経済環境の変遷で、新会社法の意義はどうか、というのがコラムのねらいだ。
会社法の改正以前は、長期安定雇用、マニュアルの柔軟活用での現場での創意工夫、下請け会社の弾力的関係といった強みを生かせた時代であった。一方で、財務基盤の悪化、財務の健全性のなさ、コンプライアンスの軽視により、一気に企業経営が混迷したのも事実である。
しかし、多くの企業は、戦略の転換、制度変更に対応した結果、慎重さが先行し、経費削減による利益拡大を重視。経営自身が、次への売上拡大に手が打てないまま、縮んできている。投資にしてもここ数年低調だ。
次への一歩は冒険心にあるとコラムは言う。守りから攻めへの転換期で、各社の浮沈が決まるというのだ。
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