【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「感情読む力『EQ』に再び脚光」から
2010/12/09
2010.12.6の日経産業新聞の「感情読む力『EQ』に再び脚光」より
次世代のリーダはIQでかでなくEQ(感情知能)も伸ばす必要性あり
コラムでは、日本企業もグローバル化の流れで、異文化での感情表現を理解するスキルが求められるという。EQ提唱者の一人で米エール大学学部長デイビッド・R・カルーソ教授のインタビュー記事である。以下、そのインタビューで気になったポイントをあげておこう:
【職場でEQはどう活用できるのか】
- EQは、空気を読む力、感情の調整力や柔軟性、こころのオープンさなど幅広いスキルで構成される。EQの高いリーダーのもとではチームの士気や生産性が高まり、結果として優秀な人材の定着につながる。
- 「良い人」である尺度ではない。時には感情をコントロールしながら、厳しい感情を表す場合もある。あるいは部下の視点で職場の空気を読みながら、相手に伝えるスキルを持つことである。
【EQは訓練で向上できるのか】
- IQとEQは両者が共存し、お互いに関連している。IQが高い人はEQの向上の習得も速い。
- EQは学習と訓練で向上が可能である。
- 企業の採用などではこれまでIQ重視が続いてきた。EQについても目を向けるべき。いくら優秀でも協調性にかけては海外派遣で失敗する。
【EQが高いとは】
- EQが高い人はストレス耐性が高いという調査結果がある。
- 職場の多様性増す中でストレス耐性が高いことは重要。さまざな国籍の人財を管理するには異文化の感情表現を理解するスキルが必要。まさにEQが高いことが求められる。
多様性が求められ、海外ではそういった環境を認識しつつ管理能力が求められる時代。EQはIQと並んで一種の尺度となりそうだ。
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