【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「データ分析達人めざす6」から
2010/12/17
2010.12.14の日経産業新聞の「データ分析達人めざす6」より
複数の統計数値を使いこなすには
コラムでは、統計処理の多様な処理法を身につけることが、複数の統計数値を活用する秘訣だという。
【基本的な技】
先ずは基礎編。統計データを要素分解(寄与度分解)すること。
例:厚生労働省の「毎月勤務統計調査」から平均賃金を示す「現金給与総額」
要素分解:傾向として前年比よりも増加。(要素分解前)
⇒ 現金給与総額=基本給を示す「所定内給与」+残業代を表す「所定外給与」+ボーナスを表す「特別給与」
⇒ 基本給の前年比=(所定内給与の前年比)/(前年の総額)
として各要素の変化をみればよい。実際、今年の3月以降は総額は増えていものの、残業代とボーナスで増え、基本給はむしろ減少していることが分かる。
【散布図】
どのようにデータの変動が起これば、どう変わるかを定量的につかむには散布図が便利。
【単回帰分析】
散布図などから近似曲線を得て、数値の変化を推察する
コラムでは、上記の基本手法はもとより、複数データを扱う場合、新技術を導入して解析することも薦めている。
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