【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「データ分析達人めざす1」から
2010/11/06
2010.11.02の日経産業新聞の「データ分析達人めざす1」から
データ分析は、知るためだけではなく活用することが目的
このコラムは、連載コラムとして、統計・データの意義を知り、活用法を探るものである。統計やデータを活用する味噌は、
- データがどのように算定されたかを知る
- 自分の仕事とどのように関連しているかを知る
ことから始めることだ。コラムでは完全失業率を例にとっている。完全失業率が低くなると、雇用環境が改善されたとみてよという仮説を検証するためには、完全失業率がどのように算出されているかを知ることから始めるわけである。完全失業率は、就業者と完全失業者を加えた「働く意思のある人」に占める完全失業者の割合である。つまり、雇用環境が悪すぎて求職をあきらめた人が増えても、完全失業率は下がる。よって完全失業率の改善だけでは、雇用環境が改善されたかどうかは分からないという結論となる。仮説の検証には完全失業率だけでは不十分であるといえる。
上記の2点、算出の方法と自分の業務とのかかわりを考えて初めて、データを活用したことになる。
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