【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「部長のためのMBA講座:グローバル経営④」より
2010/11/05
2010.11.02の日経産業新聞の「部長のためのMBA講座:グローバル経営④」から
調整力と効率性の2軸で分かれる海外組織戦略
コラムでは、多国籍企業でも4つの組織モデルがあることを解説している:
図に示す組織モデルで、目標となるのは、「トランスナショナル企業」である。世界レベルでの調整が強く、経営資源と組織能力は海外子会社に権限と配分を適時行い、ネットワークを形成することで、
- 効率を上げる
- 現地環境への適用に強くなる
- イノベーションと学習が行われる
コラムにもあるように、日本は、グローバル企業が多く、欧州では、マルチナショナル企業が多い。日本では上図の①のような移行、すなわち、海外子会社への権限委譲と経営資源の配分がうまくいくかがきーとなる。
思えば、IBM等のような企業では、組織モデルの研究と実践がいち早く行われていた。日系企業は、中長期的にこのような視点を持てるであろうか?
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