【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「点検成長力:SNSからSGPへ、ミクシィ」から
2010/10/24
2010.10.20の日経産業新聞の「点検成長力:SNSからSGPへ、ミクシィ」から
次期SNSの覇者は国際的な人脈情報プラットフォーム(SGP)
コラムでは、ミクシィが、SNS会員内部の交流サイトから一皮むけ、外部との連携であるAPI(Application Programing Interface)を強化することで、Social Grapgh Provider (人脈情報事業提供者)に変貌することを取り上げている。
国内では、ヤフー、楽天、カカクコム、DeNAでAPI連携を、中国や韓国との提携も念頭に置き、オープン化を進めていくようだ。米国ではフェイースブックが同様のSGPを目指し事業として成功していることから、同社もこの拡大によって、収益源の拡大が見込めるからだ。
懸念もある。米国主導のITプラットフォーム。ここには開発側の言語処理以上の壁として、会員のマインドもあると思われる。フェースブックなど欧米のSGPの多くは、実名での会員展開を行っていることに対して、国内では抵抗がないわけではない。SGPでのガラパゴス化は孤立を意味し、プラットフォーム事業の展開に失速感をもたらす可能性もあるからだ。
ともあれ、会員が、どのSGPに加入するかは、各自のソーシャルグラフに依存する。そのとき、ミクシィはそこまで選ばれるであろうか?
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