【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「ネットのチカラ第3部冒険者たち②」より
2010/10/28
2010.10.25の日経産業新聞の「ネットのチカラ第3部冒険者たち②」から
情報の塊から集合知を生み、未来予測
コラムでは、グーグルを例に、検索データなどで集まった無数単語を整理することで、大量のデータから『集合知』を生むことを解説。検索が、昨年末時点で一日40億件を突破し、個々の些細な情報も大量に集まれば有意な情報に生まれ変わることを示している。ウェザーニュースが気象庁観測データ以上に的中率を上げたのも、個人のちょっとした「今日は薄着では肌寒い」といった情報から精度を上げた。
規模がますます大きくなる集合知は、今や企業や国家の規模を超え、公共財の形を形成する。一企業や一国家が独占する情報ではなくなってくる。そこでは、未来予測も現在の情報を切る出すことで可能となっている。
集まった情報の価値をゴミの山とみるか黄金の山とみるかで、集合知の価値も変わる。公共財に近づけば近づくほど、集合知の管理も一企業、一国家で行うべきかどうかも検討しなければならないだろう。
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