【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「ネットのチカラ第3部冒険者たち①」より
2010/10/27
2010.10.25の日経産業新聞の「ネットのチカラ第3部冒険者たち①」から
創造的破壊を担うi世代起業家たち
コラムでは、商用化から20年たったインターネットサービスがもたらす創造的破壊をi世代(インターネットで育った世代)に焦点を当てその行方を追うものだ。今回はインターネットの最先端のクラウド技術が、既存企業のみならず、新興のネットベンチャーに追い風を送っている。つまり、2000年ごろのIT投資が10分の一程度に下がり安価なシステムがアイデアの早期実現に役立っている。
コラムの事例ではまさに劇的な動きだ。日本は、起業率が先進各国で最低であるにも関わらず、このような頼もしい動きがあるのも事実。問題は、この動きを全国的に拡げるソフト的な支援サービスが不足している点である。
今までの起業支援は、箱モノで、拠点を中心としたものであった。しかしクラウドのようなサービスが低価格で実現できるとなると、試行錯誤の多さや拠点に縛られない発想での事業化の方がはるかに現実的だ。そこに必要な箱モノ発想でない支援は、起業後の成長を促す、販売促進や提携、資金流入といったソフト面である。そろそろ、起業支援の発想も転機の時期であろう。
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