【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「NewsEdge:米国市場で急上昇のニコン」より
2010/09/10
2010.09.07の日経産業新聞の「NewsEdge:米国市場で急上昇のニコン」より
コンパクトデジカメで米国首位となったニコンに何があったのか
コラムでは、キヤノンを抜いてコンパクトデジカメの米国市場で首位となったニコンのマーケティングについて解説。
これまでのニコンの米国市場戦略との差異は、
- 思いきった広告戦略:ここでは女性層、若年層へのリーチを拡げる戦略をとった
- 米国では珍しいイメージキャラクタの登用など、指名買い現象を起こした
- 開発を日本の視点から米国法人の販売店や生活者動向を細かく追ってニーズをくみ上げたこと
- 日本では考えられない、大きいサイズのデジカメが好評
- 早期の商品投入でタッチパネル=ニコンというブランドが確立できた
- 企画、開発、生産、マーケティングを同一レベルにして、市場の動きに柔軟に対応できる体制にする
といった地道な努力だ。
海外のマーケティング戦略を日本起点で考えてきた企業。ここにきて国際的な流通と”地産地消”を組み合わせたマーケティングも重要となってきた。
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