【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「DataFocus:ものづくり揺らぐ」より
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「ネットのチカラ第2部覇権攻防①」より

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「企業ブランド調査」より

2010.08.26の日経産業新聞の「企業ブランド調査」より

業界”代表選手”に変調、ブランドイメージ再編の兆し

 日経リサーチが実施した2010年の「企業ブランド別知覚指数調査」によると、従来の首位企業が大きく様変わりしているという。ネット通販では、楽天に肉薄しているアマゾン、ITでは、マイクロソフトよりグーグルと首位の入れ替わりがありそうだ。

 業界再編が意図的なM&Aを意味するなら、ブランドイメージの変化は顧客のイメージ再編といえるだろう。言い換えれば企業活動の燃料となる売上が、イメージ再編によって大きく左右されるともいえる。ブランドイメージは企業文化の一部でもあるが、戦略的なイメージ作りを行った企業は成功に至っているともいえる。アマゾンは、書籍でのノウハウであるリコメンドを軸に日用品、家電といったところに拡張している。楽天は、ポイントなどの囲い込みを図るものの、アフターマーケティングに若干弱みがある。

 マイクロソフトもB2B、B2C共に有名ではあるが、グーグルのようなサービスの先進性での勝負には出ていない。

 このようにブランドイメージは、企業のマクロ的な「こだわり」の強さで変化しているように思える。

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