【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「Data Focus」多様化
2010/07/29
多様な価値観は国際化のバロメーター?
「雇用や勤務形態の多様化の取り組みにおける問題点」をGooリサーチが企業の人事担当に行ったところ、
- 考え方が周知徹底されていない 38.2%
- 社員の理解や意識が低い 37.8%
- 公平な評価制度作り 35.8%
- 経営層と社員の意識の差 24.1%
- 進め方がわかりにくい 20.0%
- コミュニケーションが円滑に進まない 14.6%
- コストがかかる 10.7%
- 特に問題はない 17.1%
となっている。性別や年齢、国籍の違いや多様な価値観を受け入れ、経営環境の変化や多様なニーズに対応しようという取り組みを調査で評価しようというもの。すでに何らかの形でこういった取り組みを導入しているのは90%。重要性も90%と認識されているが、実態はかなり意識改革が必要。
欧米では移民や期間、契約を前提にした雇用形態が前提であることから、多様性を前提に経営資源を活用してきた。一方で、この多様性への対応が欧米の国際性を下支えしている。一方で対極の閉鎖性を指摘されてきた日本の雇用環境は、アジア圏への進出を期に転機に差し掛かっているともいえる。
多様な価値観を認めつつ、透明な規則や全社を貫く意識がここにきて大きな課題となっている。
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