【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「もしドラ」ヒットで活気エンタビジネス
2010/07/28
ライトノベルの功罪
若手ビジネスパーソンをターゲットにした、「ライトノベル」は、女子高生や女性社会人が奮闘し、これまで難解とされていた経済、経営、技術に新しいジャンルをつくりつつあると記事では述べている。また、入門書から実用での体験に結びついたことが、「もしドラ」は異色との評もある。
私も3冊のマーケティング関連のビジネス書をだした。そのときの出版社の要請は、「平易で分かりやすく、図解もいれて」、売れる本をつくることにあった。これは、この記事からも今も変わりがない風潮と思われる。
だが、反面読者からは、物足りない、この次のステップはどんな本なのか?といった問い合わせも多い。
確かに、多くの人がマーケティング手法や経営手法、経済、技術の学ぶことは悪いことではない。ビジネスパーソンにとっては、悪いどころか、推奨すべきことだ。ただ、学問に王道がないのと同様に、実践で使えるレベルに進むには、近道はなく、すべてがライト(軽量)ではない。
やはり、入門書の革新があれば、本格的で実践に向いた必要な情報や知識を提供する書籍と連動できる工夫も必要かもしれない。
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