【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「Data Focus」多様化
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「ネットのチカラ」②

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「ネットのチカラ」①

2010.07月26日の「ネットのチカラ」より

ソーシャルメディアは何を企業にもたらすのか?

 すでにこの【ヒット商品】ネタ出しの会でもとりあげているように、新聞、テレビ、雑誌、といったマスメディアの対極が、個人の情報発信を主体に置いたインターネットでのソーシャルメディアが、企業活動やくらしに影響を与え始めている。

 記事にあるフェースブックが、5億人の利用者数となった今、米国の企業では、実像の顧客の切り口やきずなが、ソーシャルメディアにあるとして、対話戦略を立て始めている。

 スターバックスの売上貢献も、ソーシャルメディアの分析と対話戦略の賜物としての良い実例である。

 すでにハーバードビジネスレビューでは、このソーシャルメディアのうねりを「グランズウェル」として分析しマーケティング戦略として展開している。

 幾つかの研究会や大学院で同様の議論が始まっており、私もグランズウェルをどう企業の味方にするかに焦点が移ってきている。このうねりを味方にしなければ、マーケティング戦略として今後非常に厳しい状況に置かれることが予想されるからだ。

 海外での話ではない。インターネットに国境がないように、ソーシャルメディアにも国境の概念はない。さらに、日進月歩のインターネット技術が、このうねりを大きな変動に変えてきている。

 今回の特集記事は、事例が多く、ネットのチカラを獲得したい企画者、経営者、マーケティング関係者にとっては必読だろう。

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