【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事から 先進のものには既存の言葉は当てはまらない
2010/07/03
2010.07.01の記事を読んで思う
トンチドット 井口尊仁氏のインタビューから
先進のものには既存の言葉は当てはまらない
井口さんのアイデアから出たセカイカメラなど海外で多数の作品賞を受けた。拡張現実(AR)の成功事例だ。このインタビューの気付きは、
- 従来のパソコン検索は同一回答しか与えないが、ダイナミックな人間の行動を組み合わせた時、爆発的に譲歩が増える。この情報を取捨選択するところにビジネスがある
- インタビューアがゲームについて既存の概念で語ろうとしているが、同じ「ゲーム」という言葉を用いても井口さんは異なった次元の娯楽やゲーム性を指している
- アップルの手の中ではなく、オープンで自由な設計できるアンドロイドに期待をしている
- ソーシャルメディアでのゲームは既存のゲームとは異なり、参加型で交流する中で見出される娯楽性を楽しむものである
ことである。
そう、井口さんの語りには、イメージが先にあって、それが言葉を追いかけるといった、新規のアイデアを生みだすクリエータの意思がある。
アイデア出しでは、イメージが先行することが多い。既存の概念や言葉で縛ってしまうと、発想が止まってしまう。似て非なることを認めて、アイデアを拡げることも重要です。
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