【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の眼光紙背より
2010/07/22
アップル、トラブルはケガの功名?
iPhone4の電波受信トラブルのコラムである。コラムでは、これまでアップルは「権威や既成概念の秩序を素手で反逆する挑戦者のイメージであった。しかし、今や携帯や情報家電のチャンピオンとなったアップルに、挑戦者のイメージを補充するために、今回のトラブルは助けかもしれないという。
考えてみればこれまで、日本の家電メーカーも同じ運命をたどってきた。ソニーもパナソニックも、欧米の先端企業への挑戦であった。しかし、世界的な地位を気付いた段階で、多角化した総合メーカーとして居残りをかけるしかなくなった。
同様にアップルもマッキントッシュ、iPod, iPhone, iPadその他情報家電の総合メーカーになる道を辿ろうとしているのか。 チャンピオンには防戦しかないのか。そうではなく、新しい未開拓な情報領域への挑戦が、同社の将来の方向性を決めるのではないだろうか?
コメント