【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「市場トレンド私はこう読む」より
2010/07/27
パリ郊外で11回ジャパンエキスポ開催
記事では、これまでの漫画やJポップからさらに広がり、伝統文化の紹介し、脱オタクとなったと報じている。今回の記事のポイントは、そこから日本企業への誘致がある点。ニコ動は、コスプレ会場の様子をオンライン化して人気を集め波及効果を分析したり、慶應大学大学院では、サブカルチャーに対するアンケートで留学を勧誘。ようやく韓国の「韓流ブーム」の仕掛けが日本でも発動するか、といったところである。
この記事をデジハリ大学大学院のゼミ生に紹介したところ、外国の友人も、記事と同様に、日本の漫画やJポップそのものの興味から、これらを生みだした伝統文化に興味が移っているという。中には、来日の際には能楽などをきちんと知りたいとの要望もあったという。
Japan Coolが、目に見えないソフトやサービスであることから、兎角国内にいる日本人の目には目新しくない、新規性がないと思いがちだが、最先端技術や商品を支えている文化に視点を変えて、ネタにすべき時ではないだろうか?
コメント