【ヒット商品】ネタ出しの会 4. 実行編 ヒット商品ネタを実現する8つのトレーニング②Let's challenge!
2010/06/17
問題
プラクティス1のインタビュー資料を使った結果を以下の要領で検討してみましょう。
(1)
エキスパートインタビューの結果から
- あなたの商品アイデアの仮説はどこまで進みましたか。進まなかったのは、アイデアそのものですか、それとも前提条件ですか。
- 現在の業界の情報で、商品仮説は支持されましたか。支持されないなら何が課題ですか。
- 将来の動向で、商品展開は進められますか。障害があるなら対策はありますか。
- 共通して言われる内容は、QCDのどの内容ですか。商品アイデアで訴えたいのはQCDのどれですか。
- 購入する条件はQCDのどの内容ですか。商品アイデアで訴えたいのはQCDのどれですか。
- 想定していないアイデアがありましたか。また、特殊な用途や特別な顧客がありましたか。
進め方 結果をまとめる前に、出来るだけ多くのインタビューを進めましょう。結果が多いほど、商品アイデアを固める精度が上がります。
回答例
「大人のチョコドリンク季節限定版」:
エキスパートインタビューの総括:チョコレート飲料の知名度がカギ。炭酸飲料、コーヒー飲料といった工場出荷でない味が出せれば差別化でき将来性はある。価格が高いのが気になる。
想定顧客インタビューの総括:気分を変えるにはお菓子感覚でうけるかもしれない。飲むことには結構皆なこだわりがあるので、コーヒーなどと同列に思える。職場売りならこれ以外の限定菓子を売ってほしい。
インタビューの結果がまとまらないあなたに!
次に進む前に、あなたのインタビュー結果の点検です。
何度もインタビューすることも重要です。相手に迷惑にならない程度に進めましょう。
NEXT Step
さて、商品アイデアも固まった、では、原価計算、・・・と急いではいけません。ここまでで、何とか相手に商品のイメージを伝えた程度です。本当に購入の場になると、インタビューとはことなります。次回は、商品のひな形を使って、商品ネタから商品として進めるかを点検します。
例 インタビューの総括をもとに、「大人のチョコドリンク季節限定版」の夏バージョンを試作することにしました。どんな手順で、どう売るかを想定してみてください。
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