【ヒット商品】ネタ出しの会 4. 実行編 ヒット商品ネタを実現する8つのトレーニング①Let's challenge!
2010/06/15
問題
商品カタログを使って、インタビュー資料を作っていきましょう。
(1)
自己紹介と訪問の背景:訪問の目的、自分たちは今までどんなことをやってきたのかを説明する資料です。訪問は営業ではないので、新商品の事前調査としましょう。
(2)
商品の説明:機能説明だけでなく、それによって顧客の何に貢献できるのかをまとめます。
(3)
ソリューション案:顧客のニーズを提案した商品はどう解決するのか、ありがたみを説明する資料です。
(4)
お聞きしたことメモ:自分の説明だけでなく、事前にこれだけは聞いておきたいといった質問を5つほどピックアップしておきます。
(5)
価格表:おおむねの値段や価格帯をかくもので、相手に渡すものではありません。インタビューのための想定価格で、高いか安いかといった反応をみるためのものです。
進め方 すべての資料は簡潔にしましょう。できれば、第3章でつかった図解をおこないましょう。説明時間は長くて15分程度にします。
回答例
「大人のチョコドリンク季節限定版」での「お聞きしたことメモ」:
・業界の仮説:自動販売飲料業界の今の課題は・ビジネスモデル:売り切り意外に、企業訪問販売の伸びは?・価格:ちょっと高めに設定しているがどうか・企業内に販売する場合のキーパーソンは・企業内販売での重鎮は
エキスパートにアプローチできるの?
想定顧客には意外にあえても、専門家に会うの敷居が高いのではと考えがちです。先ずは、社内あるいは知己の専門家から当たりましょう。社内でも多くの経験を積んだ人もいますし、これまでの人的ネットワークや飲みにケーションで対象となる業界に詳しい人もいます。このような専門家がいれば良いですね。もし、そうでなくても、専門家を紹介してくれる人もキーパーソンです。
専門家の多くは、インタビューの目的と商品アイデアの仮説が明確であれば、商品を取りまく情報や仮説の良否、業界の裏話まで説明してくれます。専門家は反って、門外漢であっても興味をもって関心を寄せてくれる人には寛容なものです。
NEXT Step
インタビューの準備ができたので、インタビュー後の反省会ではないですが、フィードバック(コメントや意見)を活かすことを考えましょう。
準備 想定顧客リストの結果やエキスパートインタビューの要点をまとめておきましょう。
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