【ヒット商品】ネタ出しの会 4. 実行編 「アイデア」と「事業」の違い
2010/06/29
1つの商品アイデアから事業を起こすことがベンチャーでは常套手段です。既存の企業も商品企画は1サービス、1商品が単位です。ヒット商品として成長させるためには、一商品ではなく、事業の柱となるまで進まねければなりません。では、(商品)アイデア、事業ネタ、事業テーマは何が違うのでしょうか。
商品アイデアは雑多でよく、事業ネタは、儲かるのでないかといった「事業のにおい」が自分だけでなく周りにも感じられるものです。事業テーマまで進むと、商品イメージが明確で、あたかも商品がそこにあるように説明できるほど、具体性があることになります。また、価格やコストといった価値も確定できていることでしょう。ヒット商品とは、事業テーマにまで進んだものであることが分かります。事業テーマは最終的には事業計画として数値やデータに置き換えるところでまで進めることができるのです。言い換えれば、ヒット商品は、既存の事業の商品と扱いが違わないことに注意してください。新商品だから、新しいターゲットだからといって無計画に商品を企画したり開発するものでないということです。
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