【ヒット商品】ネタ出しの会 「ヒット商品のネタ」新聞編
2010/06/30
4月1日から掲載を始めた【ヒット商品】ネタ出しの会も今日までは、どちらかといえば、教科書的なガイドに終始しています。そこで、来月から、時事を元にはっと商品のネタになりそうな情報をご紹介して、お役に立てて頂くことにしました。
「ヒット商品のネタ」を見出すには
これまで触れたように、ヒット商品は、商品計画や事業計画の中で予定された商品です。従って、商品や事業計画を、時事から読み取ることで、
- その商品が出てきた背景(経済環境)は何か
- その商品のターゲット顧客は誰か
- その商品が顧客のどんなニーズにこたえるか
- その商品の対価は?その価格は適切か
- 対価の流れ、すなわち事業スキームはどうなっているのか
- 商品の売れ筋である寿命の予測は?また、商品展開は
- 商品の機能の特徴は
- 競合と思われる商品は
- 現時点でヒットすると予想されるか
といった疑問がわいてきます。これらはさらに、
- 現時点
- 短期的展開
- 長期的展開
といった時間系列で考え、上の疑問を掛け合わせると、以下の表にまとめられます。
なお、ここでは商品の荷姿をハードウェア、ソフトウェア、ソリューション、サービスという意味付けで開設するものとします。
商品の荷姿
商品を目に見えるものに限定はしません。つまり、- ハードウェア:目に見え、搬送が必要な商品
- ソフトウェア:目には見えないが、ハードウェアと共に利用されるもので、
- ソリューション:特定の顧客に対する問題解決の手法を提供するもの
- 価格は、サービスとは異なり顧客に依存する
- サービス
- 対象となる顧客の特性には依存せず、一定の支援や代替手段を行う役務
コメント