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7つの習慣

 今日の松山真之助さんのwebookに、【7つの習慣小学校実践記】の本のことが書かれていた。「7つの習慣」はスティーブン・コビーが書いたベストセラーである。私は、随分前に本を読んでいたのですが、昨年実際のセミナーを受ける機会があり、その間、ずっとマインドマップを書いていました。今、ふっと思い出して、そのマップを眺めたのですが、やっぱりいいこと書いてますね。
 例えば、優先事項を優先するという習慣について説明すると、1週間の自分の時間がはいったバケツがあるとすると、そこに大きな
石(緊急でないが、重要な作業)をまず入れましょう。
入れるべきである。
大きな石を入れたら、あなたに何が起こりますか?
大きな石を入れなかったら、あなたに何が起こりますか?
バケツに砂を一杯入れたあとき、大きな石を入れようとしても入りません。まず、バケツに大きな石(緊急でないが、重要な作業)を入れた後の隙間に砂(小事)を入れるということです。こういう気持ちでスケジュールを立てないと、目標達成のみを一生懸命やって、目標を達成する能力を磨かないということになります。目標達成能力がないから、自分の将来の目標に到達できないという単純な理屈です。


Salesforce.com Customer Success Forumを振り返って

 昨日は、Salesforce.comのCustomer Success Forumに行ってきました。来場登録者は700人以上あったそうで、各セッションともかなり席が埋まっていました。Salesforce.comは営業支援CRMをASPで提供するもので、低価格だけど、カスタマイズ性が抜群ということです。確かに中小企業から見ると、初期投資が不要なところはいいですね。私のほうは、MindManager Accelerator for Salesforce.comを出したのですが、マインドマップを知らない方が多いので、まだまだ啓蒙活動が必要ですね。まあ、でもこんなAdd-inが作れるんだということを知ってもらうことがまず重要なかなと思います。
 Salesforce.comとの連携ソリューションは様々なものがあります。携帯電話でみたり、名刺を取り込んだり。こういう連携ソリューションが作れるということは、Salesfoce.comが非常にすばらしいWeb service APIを持っていることに他なりません。SFAは使われてなんぼのものですがから、ユーザーのほうで、社員に使ってもらうための試行錯誤はある程度必要でしょう。ただ、Salesforce.comが人気があるのは、誰でも直感的に操作を覚えられるところで差別化を図っているような気がします。


Mike and Bettina Jetter の本

The Cancer codeという本のサイトができてました。Mindjetの創業者であるMike and Bettina Jetter の本です。英語なんで、まだ読んでないのですが、Mikeが白血病で病院にいるときに、最初のリリースをしたようです。うーん、なんとすごい人ですね。MindManagerのtimelineのページを読むと、1994年が最初のリリースですから、もう10年を経過したわけです。ベンチャーとしては、かなり成功したほうではないでしょうか。昨年、CEOを外部から招聘しましたから、さらなる飛躍を目指しているんでしょう。


MindManagerで生産性は上がるのか?

 MindManagerをこよなく愛し使い込んでいる人から見ればMindManagerほどすばらしいツールはない。このおかげで非常に仕事がはかどるという言葉は、よく利用者の方から聞きます。当然、これは誰にも当てはまるわけではないと思います。当然ですよね。MindManagerを使って仕事の能率を劇的に上げている人は、元々仕事を能率を上げる方法論や戦略思考を持っていると思われます。自分の持つストラテジーに、たまたまMindManagerが合致すれば、それはシナジー効果を発揮します。その人のストラテジーが、マインドマップのような思考に合わない場合もあるので、そういう人は他のツールを使っているかもしれない。
まあ、言えることは、戦略思考がないような人は、そもそもMindManagerのようなアイデアプロセッサを必要としないのでしょう。MindManagerを日々活用している人が、使わない人に対して、"どうして使わないのかわからない"と歎いているのをいつも聞くので、私もどう説明していいのかわからなかったのですが、最近は、もともと戦略思考がない人には無用のものなんじゃないのかなあと思うのであります。MindManagerを使いこなしている人達のレベルは、想像以上にすごいものがあります。このノウハウがすごいと思うので、上級者向けのセミナーでその内やりたいなあと思います。