こんな機能があったよ

【思考ツール製品情報】Mindomoを使ってみる

マインドマップ(R)など図解思考のツールとしてMindmanager 9 を以前紹介しましたが、Mindjetのcatalystに似たWebベースの思考ツールが、マインドモ(Mindomo)です。

無料とは思えない完成度の高いマインドマップツール―Mindomo

Mindmanagerを既に使われているなら、このMindomoは直感的に使えると思います。GUIが非常によく似ていて、しかもWebベースのクラウド環境ですから、オフィスからも自宅からもアクセス可能です。

しかも、Mindmanagerに劣らない機能を持っています。

  • 日本語など多か国語対応
  • 図、写真、動画までも挿入できる
  • 吹き出し、リレーション、囲みも対応
  • Freemind、mmapファイルなどもインポート可能
  • 図、アウトライン、mmapファイルなどにエクスポート可能
  • さらに、仕事情報などプロジェクト管理にも利用できる
  • 豊富なマップギャラリー

さらに、以上の機能は無料アカウントを設定すれば、すぐに利用できるという便利さです。

無料アカウントを早速登録しよう

Mindomoのホームページ (▶ http://www.mindomo.com/)で 『Sign-Up for free』をクリックして、アカウント登録を先ず済ませておきましょう。

サインイン

ホームページからサインインをクリックすると、以下のようなウィンドウが表示されます。

Mindomo1
ユーザ名とパスワードを入れ、[Sign in]をクリックすると、自分が過去作ったマップが表示されます。このあたりMindjet社のcatalystに似てますね。

Mindomo2
ごらんのように、サムネイルも表示されます。日本語も可能ですので、説明にも問題はありません。

早速、サンプルを上記から選んで表示させてみましょう。

Mindomo3
どうでしょう。かなり、MindManagerを意識してますね。ただ、異なっているのは、現時点ではインポートしない限り、マップの背景の画像は変えられません。 サンプルのあるように、YouTubeの動画を枝に貼り付けることもできます。

Mindomo4 Mindomo5
 

メニューからエクスポートメニューを見ると、多くの形式が利用できるのが分かります。また、インポートもFreemindやmmapファイルのインポートもできます。マップパーツやフィルタなども利用でき、さらに共有も可能です。MindManagerにあるマクロなどの機能を利用しないなら、Mindomoでも十分だという気がします。happy01

料金体系

気になる料金ですが、以下の図のようになっています。7枚までのマップであれば無料というわけで、体験してみて、iPadやiPhoneなどからもアクセスし、使い勝手を見てください。

Mindomo6

マルチデバイスでの利用に関してまた報告することにします。
happy01


【思考ツール製品情報】MindManager 9 (日本語版)を使ってみる①

【インストールしてみよう】

 先ずは、マインドジェット社のサイトから無料試用版をダウンロードしてみよう。

ダウンロードが終わったら、他の実行中のファイルを閉じます。ちなみにMindManager 9以前がインストールしてあっても、著者が動作確認したときは、問題ない状態です。

 ▶著者の実行環境

OS 名    Microsoft Windows XP Professional
バージョン    5.1.2600 Service Pack 3 ビルド 2600
システムモデル    Dell DC051
システムの種類    X86-ベース PC
プロセッサ    x86 Family 15 Model 4 Stepping 9 GenuineIntel ~2659 Mhz
BIOS バージョン/日付    Dell Inc. A01, 2005/11/02
合計物理メモリ    1,024.00 MB
利用可能な物理メモリ    247.01 MB
合計仮想メモリ    2.00 GB
インターネットブラウザ FIrefox 3.6.10

インストールファイルは、現在 ”MM90-J-280.exe” です。インストールファイルをダブルクリックします。

【インストール】

 ダブルクリックをすると、以下のオープニイング・ロゴが表れます。今回は、より赤が強調されていますね。happy01

Mm9opening 

著者のマイン環境では、C++のランタイムの導入警告がでました。▶問題がないので『インストール』をクリック。


VBalart

以下の開始ウィンドウが表示され、「次へ」をクリック。

Alert1

EULA(エンドユーザ使用許諾契約)の内容が表示されますので、内容を読んで、問題がなければ「使用許諾契約の条項に同意します」のラジオボタンをクリックして、「次へ」をクリック。

Alert2 

ユーザ情報の登録画面がでますので、該当情報を入力して、「次へ」をクリック。


Reg1 

セットアップの種類の選択画面がでますので、特にカスタマイズしなければ「完全」、カスタマイズしたい場合は「カスタマイズ」のラジオボタンを選択して、「次へ」をクリック。


Select1

インストール時のオプションを選択して「インストール」をクリックします。インストールが開始されます。

Select2 

インストールが終わると、以下の画面が出ますので、「完了」をクリック。これでMindManager 9がインストールできました。
Completed

【試用版の起動】

 クイックバーやデスクトップに出来たMindManager 9のアイコンをダブルクリックします。

▶ MindManager 8のアイコンと同じロゴなので間違わないように、アイコンにカーサーを持っていくと、「Mindjet MindManager 9」と表示されます。coldsweats01

Openlogo 

今回は試用版ですので、ライセンスキーがありません。以下の警告がでたら、「続行」をクリック」。

▶購入後は、「ライセンスキーの入力」、マインドジェット社のオンライン購入をしたい場合は「購入」をクリックします。


Licence 

最初に「ライブラリ」が幾つか読み込まれ、MindManagerとMindjet Catalystの2つのウィンドウが表示されます。


Mm9_Catalyst 

【Mindjet Catalystに接続してみよう】

 マインドジェット社のクラウドサービス(マップなどの共有サービス)の試用版で利用できます。MindManager 9のウィンドウの左下の「オフライン」をクリックすると、以下のようなメニューリストができますので、今回、試用版で党則したアカウントを指定して接続します。


Catalyst_connect 

【MindManager 6/7/8のファイルを読んでみよう】

 これまでのMindManagerシリーズのファイルはもちろん読み込めます。それ以外のファイルについては、マインドジェット社のサイトで確認してください。▶これまでのバージョンの比較


Sample_map 

以下は、デフォルトの新規マップの様子です。表示が立体的になっていることに注目。
 
Defalt_map

【これまでの機能”アマゾン検索”を見てみる】

 MindManager 9には多くの機能がありますが、既存の機能である”アマゾン検索”を試してみました。

問題なく動作します。また、内蔵ブラウザも右側に表示されます。

Amazon_search_sample

新機能:ガントチャート機能を見てみる】

 これまでは、アドインとしてガントチャート機能を購入する必要があり、何かと不便でしたが、今回の新機能として、ガントチャート機能をご紹介します。

 先ず、以下は、以前の”仕事情報”つきのマップファイルです。

 Sample_project

タスクバーの「挿入」ー「ガント」を選んで、「ガントチャートの表示」ー「上」を選ぶと、上部にガントチャートが表示されます。
Gantte_chart_sample

▶同様に「ガントチャートの表示」ー「右」を選ぶと、右部にガントチャートが表示されます。

Gantte_chart_sample_left

では、試用版を楽しんでみましょう!

▶ MindManagerのお問い合わせは、マインドジェット株式会社へ

▶ マインドジェット株式会社の関連ブログ こちら


【新規思考ツール】iPad用マインドマップツール popplet Lite

iThoughts HDは、iPadでマップを取り扱え、MindManager等のファイルとのやり取りができて便利ですが、まだ、写真や手書きの情報を挿入できないなど次回の機能強化まで待たねばなりません。

今回紹介する、Popplet Liteは、マップのノードを"Popplet"と呼び、そこにテキストやiPad内蔵の写真、手書き入力も可能で、有料版を購入すると、共有もできるものです。ただし、MindManagerやFreemindのファイルのインポートやエクスポートはできません。また、日本語は現バージョンではサポートしていません。

【イントロ】

Mobile Photo Aug 30, 2010 4 15 54 PM 

以下のような画面です。タップすればすぐに新規作成となります。

【マップの背景色の変化など】

Mobile Photo Aug 30, 2010 4 20 46 PM

背景色も変えられます。手書き入力も可能です。

Mobile Photo Aug 30, 2010 4 21 17 PM 

ピンクに変えました。

Mobile Photo Aug 30, 2010 4 21 30 PM 

【画像の挿入】iPadに保存された画像をPoppletに内蔵できます。

Mobile Photo Aug 30, 2010 4 22 54 PM 

【ヘルプ】

詳細な利用法と事例があります。

Mobile Photo Aug 30, 2010 4 23 08 PM

▶ ダウンロード

http://itunes.apple.com/jp/app/popplet-lite/id364738549?mt=8


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「ネットのチカラ」②

2010.07月27日の「ネットのチカラ」より

ソーシャルメディアは何を企業内部を変える?

 昨日の記事は、社外の顧客との対応であったが、今回は、社内SNSやツイッター(記事ではSales Forceのチャッター)で、ちょっとしたつぶやきで社内から思わぬ情報が手に入るというもの。意思決定に重要な情報が意外に手軽に入るメリットもある。一方で社外に対しては慎重。

 社内に埋もれている情報を掘り起こし、顧客やユーザの声を直接取り込める魅力は、グランズウェルの魅力だが、反面、批判や失望につながると大きな損害を被りかねない。

 こう考えると文明の利器はすべて、リスクを伴う。自動車は移動には便利だが事故というリスクを伴う。だからと言って、自動車を敵視するわけではない。同様にソーシャルメディアはリスクのある相手だが、自社の処し方が明確であれば、強力なマーケティングツールであるのは間違いない。


【新規思考ツール】iPad用マインドマップツール iThoughtsHD 続き①

前回はひと様の紹介ビデオだったので、再度操作しながら紹介することにしました。

一般的なマインドマップ系のツールならimport/exportも可能です。日本語でも特に問題なし。

ただし、マップ自身のテンプレートは自分で作らねばなりません。FreeMindのような無料ではありませんが、それにDropBoxと連携して、会社と移動先でネット経由でデータ交換できる点も良いです。会社ではMindManager、移動先でiThoughtsHDという使い方です。

【起動】

特にタップするだけでサクサクと立ち上がります。

スライド1
【枝の追加等】

ソフトキーボードで簡単に入力できます。

スライド2
スライド3
【他の形式のマップファイル】

今回はDropBox経由でインポートしました。

スライド4
【他の形式にエクスポート】

PDF, PNGなど図形形式以外に国内で扱われているマップの形式が使えます。

スライド5

ダウンロードは こちら