【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:コロナとイベント、オンラインで革新」から
2020/09/27
2020.9.18 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:コロナとイベント、オンラインで革新」から
学会活動にもオンラインならではの特徴が
コラムの著者 西川 英彦氏(法政大学経営学部教授)は、新型コロナウイルスがイベントに新たな価値を生むことを、自分が所属する日本マーケティング学会を例にして語っている。
◯参加形態がこれまで以上に多様に
西川教授は、同学会のケースを紹介している。2012年に設立された日本マーケティング学会は、約2千人の会員のうち、1/3が研究員、2/3が実務家で、両者が交流できる「探究と創発の場」の提供を目指している。学会では、多くの研究報告会が毎月実施され、メインイベントが「マーケティングカンファレンス」である。例年700人ほどの会員が全国から集まり、東京都内の大学で開催されてきた。今年はコロナ禍で、9月18日に実施でオンラインイベントとなった。
流通・サービス・デジタル・医療・健康・鉄道・宇宙など多様な研究テーマを持つ報告会が15会場でオンライン上同時開催された。報告会の後にはポスターセッションやオーラルセッションが催され、基調講演も行われた。
西川教授は、参加することで気付いたオンラインイベントの効用は、
- 地理的制約がない:全国から参加しやすい。また、同時開催のセッションも録画によって視聴できる。つまり、発表者も参加者もオンラインであるため、特別な録画機材が不要で行えた。これによって時間的制約も受けなくなった。
- 事後申し込みも可能:開催後1ヶ月間は、録画を視聴でき、見逃しの配信番組のように視聴できる。非会員もお試し価格で視聴できる。
といったメリットも見えた。企業でのイベントにも参考になるだろうと西川教授は語っている。🦠😷📷💻🍺🦠🎓🏢📈🔎⚡️🌍📶👦👧💡🇯🇵