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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:正しく恐れて楽しみたい『3年ぶり』」から

2022.11.15  日経産業新聞の記事「眼光紙背:正しく恐れて楽しみたい『3年ぶり』」から

いつの世にも変わらない運動会や学園祭らしい「旧常態」を楽しもう

各地で「3年ぶり」を謳うイベントが開かれ、身近な事例としては小中学校の運動会や大学での学園祭なども久しぶりの開催で盛況だという。コラムの著者は、これらを新常態での感染症対策をうって今までの「旧常態」を楽しんでいきたいと希望している。

○イベントを心待ちにする後輩たちにやりきれない日々を過ごしてほしくない

コラムの著者によれば、小学校の運動会では、3蜜を避けて観覧者の人数を制限し、子どもや保護者が歓声を上げないように配慮した中でメインを創作ダンスにしたという。徒競走やリレーといった運動会らしい競技も部分的に復活したという。開催には先生方の苦労も「旧常態」を「新常態」で進めることで大きかったという。

一方、大学ではオン・キャンパスでの学園祭が開催されるところが増え、オンラインとのハイブリッド方式で準備し、本番を心待ちにする後輩たちがこれ以上やり切れない日々をすごすことがないように、正しく恐れて楽しみたいという動きになっている。

「新常態」で「旧常態」を楽しむことも良いだろう。🎾🧳📷💴💹☀️🏢🚗🚀⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋happy01🌏💡🔎🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「WAVE:次の世界の信用とは」から

2022.10.20   日経産業新聞の記事「WAVE:次の世界の信用とは」から

世界はいずれDeFi(分散型金融)を実現するが、対応策を各国模索

コラムの著者 瀧 俊雄氏(マネーフォワード執行役員 サステナビリティ担当)は、DeFi(分散型金融)とCeFi(集権型金融)の特徴について触れ、今後DeFiが実現した時の「信用」について考察している。

○CeFiの弱点が強調されたスリーアローズキャピタルの破綻事件

 瀧氏によると、DeFiとは、管理者や仲介者がほぼ不要な金融の形であるという。つまり、今までのような国家が認証するといったことは不要で、誰からの認証も必要とせず経済取引ができるのであれば、犯罪者の資金を押さえたり、政府が制御したいと考えるバブルの発生などの金融の流れを抑止することは不可能となる。

DeFiに関連して世界的ニュースがこの数ヶ月話題になったという。スリーアローズキャピタルの破綻事件である。同社は大きな融資を受けながらDeFiのエコシステムで生まれるさまざまなトークンの価値に連動する暗号資産(仮想通貨)に投資していた。その資産価値が暴落し破綻した。瀧氏によれば暗号資産の世界では、高騰や暴落は珍しいことではない。問題は、同社の投資ファンドに融資していたCeFiの事業者は連鎖的に破綻したが、DeFiの取引所や担保型の融資プレーヤーには大きな損失はなかった点である。この事件後、DeFiの信頼性はむしろ上がり、CeFiの弱点が強調された。DeFiは管理者不在であることから、金銭の貸借は可能である。ただし、現実世界の銀行口座と同様、自ら保有する資産でなければ貸すことはできない。

そもそもDeFiは信用貸しではなく、リスクが発生すれば、スマートコントラクト(自動執行される契約)が自動的に資産を回収するように動く。信用が不要なので、CeFiのような相手の信用調査などが不要でサービスの利用へのハードルは低くなる。このように世界的にDeFiのような信用がなくても取引が成り立つ仕組みがあれば、円滑な経済取引が可能となる。

だが、人間は信用という道具をもとにさまざまな発展を遂げてきたために、手放すことはできない。もし、DeFiしかなければ、資産を巨額に持ったもの、富裕層しか資金が必要な起業などが行えない。経済成長の前提である資金循環が起こらず実現は難しい。DeFiのみもありえないなら、中庸なCeFiとの両立がしばらく試行錯誤されるだろう。💴💵💰📱🩺🏥👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸🇱🇺


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:あらゆる知識がデュアルユース」から

2022.9.29   日経産業新聞の記事「TechnoSalon:あらゆる知識がデュアルユース」から

技術ばかりではなく、情報や知識もデュアルユース

コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、前回に引き続きウクライナ戦争を軍事技術のみならず多様性をもってきていることに言及している。

◯戦争が軍事技術のみならず、情報や知識にも及ぶ多様化

 山﨑教授は、前回の投稿でも技術は人間の道具であるのだから、軍事技術かどうかはその使用目的で決まり、技術の内部の明確な境界はないが、技術は実際にはその成果や生み出す価値で性格付けられるために、入口は同じでも出口では明確に区別すべきであると説いた。

ロシアによるウクライナ戦争は、その様相を今までの戦闘行為以上に、あらゆる技術、手段が総動員されている。自らの主張やその正しさを国民や世界に訴え、相手の考えや手段を非難する宣伝戦や情報戦、相手の社会インフラを狙った経済封鎖やサイバー攻撃などが展開されている。

戦場では、無人航空機やドローン、ロボットなど先端技術の使用が目立つ。味方の犠牲を避け、遠方から攻撃目標を正確に狙える要求が高い。使用される技術も目標のセンシング、誘導、制御、通信など多岐にわたる。これらは民生用での開発されてきたが、原理的には軍事用への転用はできる。しかし、このような転用は軍事用に実用化するにはかなりの応用研究や開発が伴う。また従来無関係と思われていた分野の研究成果が利用される可能性もある。また、アイデアは基礎研究から生まれる場合もあり、技術がどう展開するのかも予想できない。

今回の戦争は、技術の面だけでなく、情報や金融、通商など多くの施策が採られている。技術以外の面でも今回の戦争で各分野で多様化し、姿も変わってきた。いまや、各分野の専門家や学者、研究者、開発技術者などの意見や発言が必要で多くの知識を総合的に動員する事態となっている。💣⛴🛫📊⚡️💡😷🌍🤖💻🧠🍞🎓✏️🏙🌾🍓😅🏃‍♀️🏠😷🦠❄️🍅📖🔎⚡🌍happy01🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:大流行の『ピックルボール』」から

2022.9.20  日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:大流行の『ピックルボール』」から

テニス✖️卓球✖️バトミントン風で初心者にもすぐに始められる

 コラムの著者 小松原 威氏(WiLパートナー)は、スポーツの秋の到来で最近米国で流行している「ピックルボール」を紹介している。

○50年以上プレイしているマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏

 小松原氏によれば、ピックルボールはテニスと卓球とバトミントンを混ぜたような競技で、ルールはテニスに近いという。バトミントンと同じ大きさのコートで、卓球のラケットより大きい板状のラケットを使い、穴の空いたプラスチック製のボールを対面で打ち合う。

米シリコンバレーでもテニスコートがピックルボールのコートに変わるほど流行しているという。このピックルボールは、1965年米ワシントン州のとある家庭で、暇を持て余した子どものために父親が考案したのが始まりとされているという。名前のピックルの由来は、その家庭の飼い犬の名前という話もある。

世界的に流行した新型コロナウイルスで、ピックルボールが相手と適度な距離を保ちながら運動することができることから大ブレークした。過去2年間の競技人口が4割増で全米500万人弱もの競技者がいるという。アメリカで最も急成長しているスポーツとも言える。さらにピックルボールを50年以上も楽しんでいるのがマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で、何でもピックルボールの考案者の一人と彼の父親が友人だった縁で、1960年代から庭の専用コートでプレイしたという。彼はその魅力を気軽に始めやすく、とにかく楽しいことが最大の魅力だという。SNSのインフルエンサーであり、起業家のゲイリー・ヴェイナチャック氏がピックルボールのプロチームのオーナーになったことで話題になった。

ピックルボールの流行を小松原氏は次のように分析している:

  • 空いているテニスコートなどをリユースして活用
  • コロナ禍でソーシャルディスタンスと運動不足の解消の両方を達成
  • 世代・家族・友人間でのコミュニケーション手段となりネットワーク効果もある
  • 気軽に始められる
  • 既存のスポーツであるテニスなどのルールに沿っているので覚えやすい
  • そして楽しい

ことだという。🎾🏏🏓🏸💰🏦👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇺🇸


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:ネットの発展とVCの進化」から

2022.8.12   日経産業新聞の記事「SmartTimes:ネットの発展とVCの進化」から

Web3に対応してVC3の時代へ

コラムの著者 高宮 慎一氏(グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)は、ブロックチェーン技術がもたらしたインターネット社会の変化、Web3に対応し、VB投資を行うVCもその要求に応じてVC3というべき進化していることを語っている。

○日本のユニコーンの輩出と新事業への進展に期待

 高宮氏によれば、

  • ネットメディアや電子商取引(EC)の「受信の民主化」であるWeb1
  • SNSやUGC(ユーザーによるコンテンツ作成・発信)の「発信の民主化」であるWeb2
  • 「所有権の民主化」であるWeb3

と進化し、VCもVB投資をおこなうことから投資環境が変わっていったという。

  • 1990年〜2010年半ば(VC1の時代):資金供給という最も基本的な付加価値を提供。それ以前は、リスクマネー自体、存在しなかった。当初は数千万円単位。
  • 2010年半ば〜2020まで(VC2の時代):アベノミクスの追い風。多数のVCが設立。VCの投資額も倍々ゲームで増加。2021年には8000億円を達成。10億円単位の投資が当たり前に。VCは資金供給以外の付加価値にも移行し、戦略や組織開発、CXOやメンバーの採用。CVCのように事業会社のアウトソーシングも始める。2018年メルカリが日本初のユニコーンとして上場。
  • 2020年代(VC3の時代):投資額の増加で100億単位となりVCの付加価値はVC1の資金供給の大規模版に成長する。日本からのユニコーン輩出の原動力を目指す。

ここからは、海外戦略も含めたユニコーン支援へと拡大していくという。⏳📱🩺🏥👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸