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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:SVB破綻からの教訓」から

2023.5.16  日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:驚きの自動運転車の進化」から

自動運転車の機能もさることながら「慣れる」自分に驚き

限定的な乗客・時間や地域で一般向けに完全自動運転の無人タクシーサービスを開始したサンフランシスコ市で、コラムの著者 小松原 威氏(WiLパートナー)が乗車体験をして気づいたことを述べている。

◯今後広がる利用時間

小松原氏によれば、サンフランシスコ市の限定サービスは

  • ウェブサイトから登録した希望者のみ順番に招待メールが届く
  • 同市の限定的地区
  • 夜10時から早朝5時半の人通りが少ない時間帯のみ利用

となっている。まるでSFの世界のようにスマホでタクシーを呼んで、運転手がいないタクシーの後部座席に乗り込むと目的地に向かってゆっくりと動き出すという。

米GM傘下のGMクルーズ社がロボタクシーと呼ばれる無人タクシーを運営している。

実際に小松原氏が初めて乗車してみると、驚きの体験であったという:

  • 当然ながら無人タクシーのハンドルが勝手に動く
  • ゆっくり走り始めたが、突如、急ハンドルを切ったり、停車中の車のそばを通り抜ける時など声をあげそうになった
  • 設置されたディスプレーには目的地までのルートが表示されるが、何度もルートが変わるので、本当に目的地に着くのか不安になった

ところが、2回目の乗車の時は体験が変わったという。初回と同様にスマートフォンのアプリでタクシーを呼び、後部座席に乗り込んだ。その後初回はかなり周囲に気を取られて疲れたが、2回目はスマホをいじりながらリラックスする自分に逆に驚いたという。無人で運転手もいないのに、自分ながらここまで早く完全自動運転に慣れるののかと驚いたという。

今後無人タクシーの利用時間は日中に拡大し、無人の自動運転車が走り回っている未来は夢物語ではなくもう現実になりつつある。では、後部座席で乗客は何をして過ごすのだろうか。📱🗾🚕🏦📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇺🇸


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:宇宙ビジネスの『失敗』を見守ろう」から

2023.5.8  日経産業新聞の記事「眼光紙背:宇宙ビジネスの『失敗』を見守ろう」から

失敗学を生かして宇宙開発の「死の谷」を克服しよう

宇宙スタートアップのispaceが民間初の月面着陸に挑戦したが失敗。残念ではあるが、着地を試みるまでの実データの収集で得られた知見は大きいと、同社の社長 袴田武史氏の言葉が印象的だとコラムの著者は述べている。

○人類未踏のフロンティアへの挑戦には小さな失敗は避けられない

 袴田氏はさらに「次のミッションに向けた大きな一歩」と話している。確かにその表情には悔しさがあったが、確かな手応えと希望が見えたとコラムの著者も感じたという。

一方、JAXAの大型ロケット「H3」の打ち上げが先日失敗したが、打ち上げを巡って一悶着があったという。2月に離陸できなかった際に、ある記者が「失敗」と断定した一幕で波紋が広がった。ステ台詞のような言い方はともかく、国民の税金が使われるプロジェクトだけに、曖昧な説明は許さないという姿勢は理解できる。ただ、人類未踏のフロンティアへの挑戦に対してプロジェクトの進行の「成否」だけで語れないところがあるのも事実であろう。

宇宙開発や多くの未踏分野での事業化が軌道になるまでに要する「死の谷」という長時間が焦点である。「死の谷」では失敗が成功の糧や学び、イノベーションになる自覚が必要で、失敗を部分的な成功と捉えて挑戦をやめない姿勢が不可欠であろう。失敗学の応用である。我々もその視点で宇宙ビジネスの成り行きを見守りたい。🚀📉📈💡🗼💰💴💵👦👧🧑‍🦯👩‍🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢🎓👔⏰🔧💻📻🖋happy01🌏💡🔎🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:中国の影響、タイの大学にも」から

 2023.4.26  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:中国の影響、タイの大学にも」から

日系企業も多いタイで研究・教育の面で中国との関係には注視

コラムの著者 近藤 正幸氏(開志専門職大学学長特命補佐・教授)が前回のクアラルンプールのイベント、ベトナム・ハノイでの学会後、タイ・バンコクなど大学を訪問し、中国がタイに浸透していることを感じたと言う。ホテルでも中国語を流暢に話す実習生がいたが、日本語を話すスタッフはいなかったという。

○タイ側から中国へのアプローチ

近藤教授が3月22日から4月2日に開催された第44回バンコク国際モーターショーに参加した。同イベントでは40を超えるブランドが参加し、中国勢が目立ったという。トレードショーでもあるため成約件数トップ10では中国ブランドが3件も登場したという。日本ブランドは6件であった。

タイへの直接投資の割合も、JETRO(日本貿易振興機構)の世界貿易投資額シリーズで認可ベースでみると、

  • 2010年:日本35.9%、中国6.2%
  • 2020年:日本25.5%、中国22.2%

と存在感は急拡大である。

大学など教育での中国の影響は大きい。

研究分野では、タイでトップのチュラロンコン大学の敷地に中国科学院の共同研究拠点が設置された。タイの工学系トップのモンクット王工科大学トンブリ校の科学イノベーション研究所が主催して今年8月、国際学会「産業政策国際会議(International Conference on Industrial Policy)2023」ではテーマの1つに「新しい産業プロジェクトに中国資金を活用することに伴う機会と挑戦」が挙げられたほどである。

教育分野では、タイ側から中国にアプローチする姿勢がうかがわれている。タイ最大の財閥と言われるチャロン・ポカパン(CP)グループが運営するパンヤピワット経営大学(PIM)の大学院では中国語だけの教育が行われていると言う。中国の学生が飛行機で週末にバンコクに通学し、教授陣も中国の様々な大学から集まってくるという。

タイで外資系と言えば日本企業が多いが、研究・教育面も含め中国との関係を注視せざるを得ない状況である。🎓🔍✏️📖💡💡👦👧🧑‍🦯👩‍🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋happy01🌏💡🔎🇯🇵🇹🇭🇨🇳


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:ルイ・ヴィトンの広告、広告費でメセナ活動」から 

2023.4.26  日経産業新聞の記事「トレンド語り:ルイ・ヴィトンの広告、広告費でメセナ活動」から

陰と陽の意味合いをもつ写真広告

新型コロナウイルスの感染が続く2022年の秋、ルイ・ヴィトンは巨大な広告を工事中のパリの古い建造物の仮囲いに設けた。広告はシリーズになっており、写真家のヴィヴァアン・サッセン氏が世界を回って撮ったものである。コラムの著者 竹原 あき子氏(工業デザイナー)は、ルイ・ヴィトンの姿勢と写真の意味合いについて語っている。

◯トランクに秘めた複雑な心理

竹原氏によれば、この広告はフランスの名所、モン・サン・ミッシェルを背景に男の子が旅行カバン(トランク)を空に向けて跳び、その影が地上に落ちる写真を使い、右上にブランド名とスローガン、A LA POURSUITE DE REVE(夢を追いかけて)が掲載されているという。

写真家ヴィヴァアン・サッセン氏は砂漠や山岳地帯、浜辺、雪山などでトランクを時には船に、気球に、山小屋に見立てて子どもが楽しげに遊ぶ姿を撮っている。

その明るい陽に対して、ルイ・ヴィトンのトランクは意味深なモチーフであるという。「金持ちのバカンスの象徴」とわかるのは大人だけで、実際トランクは使用人かポーターが運ぶ。だから写真家は広告の中で戯れる子どもの夢をトランクに託す一方で、被写体にトランクで大旅行することなど成人になってもあり得ない現実をトランクの影、陰で表現した。この複雑な心理をあえて広告に選ぶルイ・ヴィトンの文化政策(メセナ)活動でもある。🧳📺💻📳🍂🥻👔💡🚕🥬🥕🍞🐱📶📺🦠😷🍲🍵🏢📶🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇫🇷


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「小野譲司の目:持続可能な機内食、満足度との両立、試行錯誤」から 

2023.4.21   日経産業新聞の記事「小野譲司の目:持続可能な機内食、満足度との両立、試行錯誤」かから

脱炭素や乗客によって影響を受ける機内食

航空各社は、燃費の向上と脱炭素の取り組みとして、持続可能な空の旅を模索しているが、コラムの著者 小野 譲司氏(青山学院大学経営学部教授)によれば、機内食までも変革を余儀なくされているという。

◯顧客満足度と持続可能性の両者を狙う改善が必要

 小野教授は、機内食の質と量、持続可能性を考慮した上でさまざまな工夫を凝らしているという。事例をシンガポール航空で小野教授は考察している。

機内サービスで定評のあるシンガポール航空は日本路線のエコノミークラスの機内食でまず、トレーを2018年5月から従来の大きさから3分の2に、皿数も減らした。さらに機内で再加熱する料理は陶器から溶けにくいプラスチック製の軽量なものへ、さらに短距離便では紙製を使うようになった。

食材や食器、カトラリーの重量は座席の数だけ減れば燃費向上にも繋がり、一般的にはコスト削減にように見える。だが、それだけではなく、機内食のフードロス対策が必要だという。

客層が男性客中心の時代では「豊富なメニューで残るぐらいが良いサービス」という価値観で機内食を提供してきた。ところが客層も若い女性など新たになるにつれて、炭水化物の食べ残しが目立つようになったという。フードロスを減らすために、従来はパンとそばを同時に出していたが、和食と和食以外に分けて変革を重ねているという。

同社がビジネスクラス以上の導入していた予約時にメニューが選べる仕組みもCS(顧客満足度)を上げるだけでなく、余分な在庫を減らす努力である。中にも機内食は不要を選択できるところもある。

味や量の好みは個人に依存し、国籍や民族、宗教も異なる乗客に数少ないメニューで対応する機内食の開発はもともと難易度が高いという。また機内食は空腹を満足させるだけでなく、空の旅を楽しむ乗客にとっては非日常の体験で、それをデザインする視点は重要である。持続可能性とともに満足度を上げ、従来とは異なる価値観で機内食を提供しなくてはならない。各航空会社の挑戦は続く。✈️🛫🥢🍜🍔☕️🍣🍜🍺🍞🍽😷🦠📱💻📒🛒🎓💳⚡️🌍happy01💡🇯🇵🇸🇬