【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:スナックルボックス」から

2025.5.19  日本経済新聞の記事「令和なコトバ:スナックルボックス」から

釣り具じゃなくて、お菓子が

コラムの著者 福光 恵氏(ライター)によれば、釣りの擬似餌やルアーなどを、こんがらないように整理して入れられる小さな仕切りのついたボックスをタックルボックスというそうだ。そのタックル形式で、ランチなどで擬似餌やルアーのところがスナック菓子などを入れて持ち歩くスナックルボックスである。

○アフタヌーンティーのような感覚

福光氏によれば、アフタヌーンティーの歴史をネットなどで調べると、小さなケーキやサンドイッチ、スコーンなどを紅茶と共に楽しむことが19世紀の英国で流行ったという。当時は、食事が1日2回であったためか、小腹を満たすために考えついたのが、アフタヌーンティーであるという説もあると言う。

あちこちの国のSNSを検索すると、思い思いのスナック菓子を詰め込んだスナックルボックスが投稿されているという。塩気と甘みを交互に配置したものやミニチュアのお菓子屋の店先みたいなものもあるという。さらに日本の幕内弁当のスナック菓子版のようなスナックルボックスが登場し、それを持ってハイキングする様子も投稿されているという。🍬🍿🫖🥪🧠🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵🇬🇧


【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「エコノミスト360°視点:消費税減税よりも重要な争点」から

2025.5.16  日本経済新聞の記事「エコノミスト360°視点:消費税減税よりも重要な争点」から

重大なのは適切な経済にはデータの行政機関での共有化

コラムの著者 、中空 麻奈氏(BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部副会長)は、選挙が近づくにつれ、根本的な減税議論をしないで、安易な導入で国の財政を悪化すること、期間のだらだらとした延長や高所得者に対する逆進性での意味など課題があるという。

○物価高で国民生活を守るために国債で国民から借金をする本末転倒な方策

中空氏によれば、確かに比較可能な1990年以降で最も高いコメの価格であると言う。日本政府は、物価高対策としてエネルギー補助金などを出してきたが、選挙が近づくにつれ、「消費税減税」に傾くようになった。

確かに消費税減税のプラス効果は、インフレの鎮静化と消費に対するインセンティブを高めることにある。しかし、まだまだ検証は現時点では明確でない。だが、ここで安易な消費税減税を行うことは避けたいと中空氏は警鐘を鳴らしている。特に以下の欠点があるという:

  • 財源:国債で賄うというのは、物価高で国民生活を守るために国民から借金をする本末転倒な方策。恒久的な財源が見つからないままで国債増発をどうするのか
  • 期限:時限措置といいながら日本の政治では、だらだらと激変を避けるために緩和措置をとるだろう。これでは、財政健全化はさらに遠のく。
  • 高所得者への減税:確かに低所得者にとっては物価高は厳しい。だが、高所得者には減税率が大きくなり、ピンボケの物価対策になるだろう。

以上の欠点を克服するために中空氏が提案するのは、国民の家計の実態や公的給付に関する情報が、行政機関同士で共有できていないことから、行政機関で共有するデータ基盤の構築することだと言う。🌾🗼🏠♪🎧📺💬👦👧📈💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵


【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:デジタル移民」から

2025.4.7  日本経済新聞の記事「令和なコトバ:デジタル移民」から

アナログ世界からやって来た

コラムの著者 福光 恵氏(ライター)によれば、米国人作家、マーク・プレンスキー氏の2001年の論文からデジタルネイティブ、デジタルイミグラント(移民)という言葉が生まれたという。デジタルが当たり前のネイティブ世代と、そうで無い移民世代の区別が20数年前には始まっていたと言える。だが、論文で示唆されたデジタル移民よりも進化したデジタル移民が今の存在するという。

○ネット情報なら何でも鵜呑みにするデジタル世界の移民問題に?!

福光氏によれば、プレンスキー氏の論文から進展して、デジタルネイティブがミレニアル世代やZ世代で、その反対がデジタル移民である。論文では、かつてのデジタル移民像は、現在のそれとは相当違うという。例えば情報取得の速度である。ブレンスキー氏はデジタル移民の特徴を:

「デジタルネイティブが高速で情報を受け取ることに慣れているのに対し、デジタル移民は比較的ゆっくりとしたペースで情報を処理する」

「デジタルネイティブは常にインターネットに接続されていることが全体だが、デジタル移民はオフラインでの活動も重視する」

といった定義である。しかし、デジタル環境が大きく変わったとはいえ、今やシニアのスマートフォン保有率は、多くの調査で90%以上である。プレンスキー氏の想像をはるかに超えた事態である。福光氏は、ネットには慣れ始めているデジタル移民も情報セキュリティーなどの脇の甘さがあり、社会問題としてのデジタル移民問題が生じるかもしれないと予測している。🛜🧠🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵


【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「<サイエンスNextViews> AI普及で人はバカになる?」から

2025.4.6  日本経済新聞の記事「<サイエンスNextViews> AI普及で人はバカになる?」から

新時代の知、評価軸作れ

生成AIは世界中の知識を学び、プロンプトに回答してくる。コラムの著者 青木慎一氏(日本経済新聞社 編集委員)によると、最新の言語モデルはじっくり論理的に考え結論を出し、人間が「考えなくなってしまう」という意見にも理解できなくもない。さらに従来の頭の良さでは指標としては不十分で、AIなどを使って創造的な作業ができる能力を測る指標が必要だともいう。

○AIありきでの能力差の時代に

青木氏によれば、新たなテクノロジーが登場するたびに、人間が無能になることを唱える意見が出てきた。例えば昭和の時代はテレビを何時間も見ているとバカになると注意されたものである。最近はスマートフォンの登場もあって、能動的に考えなくなってきているという。

電卓がでれば計算ができなくなり、漢字変換ソフトウェアが出ると、漢字を覚えなくなったという。しかし、知的活動が低下したとは見えず、テクノロジーの進化は、知的活動を一層加速しているように見える。

実は、統計やOECDの学習到達度調査(PISA)などで見ると、学力や知能という点では世界的に低下しているという。知能指数(IQ)も低下している。いずれも、TVやPC、ゲーム機器、スマートフォンの長時間利用で、勉強をしたり、読書したり、考えを巡らせる時間がへった、つまり可処分時間が不足してる。では、人間はバカになったのか?

記憶力など従来型の頭の良さが求められなくなったからではないか。インド工科大学ジョードプル校の研究チームはIQに代わって、新しい指標としてAIQを提唱している。従来の頭の良さでは指標としては不十分で、AIなどを使って創造的な作業ができる能力を測る指標AIQを目指しているという。今後はAIと協力、あるいは応用することが前提で、新たな科学的発見や経済的価値を生み出す能力が今まで以上に必要になると青木氏は予想している。🎓🧠🏢🔥🌳🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵🇺🇸🇬🇧🇫🇷


【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:ゼブラ・ストライピング」から

2025.3.31  日本経済新聞の記事「令和なコトバ:ゼブラ・ストライピング」から

1本飲んだらノンアル1本

コラムの著者 福光 恵氏(ライター)によれば、酒飲みは「酒という楽しみを奪われる日が来ませんように」と日々願っているのではないかという。お堅い厚生労働省の「健康日本21」では、お酒の適量は、男性で1日40g、女性で20g程度と、ビール(5%)のロング缶のアルコールが20gだから、目を疑うほど少ない感じだ。

○欧米の若い世代で流行っている「身体に良いお酒の飲み方」

福光氏によれば、「身体に良いお酒の飲み方」と言われても疑心暗鬼で、甘い言葉で誘っておいて、禁酒させられるのに決まっている!という思い込み、見なかったことにする人が多いのではないかという。そこで今回の紹介は日本だけではなく、世界でも健康を考えたアルコール離れの中で広がっている「身体に良いお酒の飲み方」である。それが、ゼブラ・ストライピングである。

これは、アルコールドリンクとノンアルコールドリンクを交互に飲むことを指すのだという。ゼブラ・ストライピング(ゼブラ飲み)の場合、1回はノンアルで我慢して、もう1回は本物のアルコールドリンクが飲めるので、満足度が高くなるというのである。

このような飲み方はこれまでもあったが、海外のSNSなどによると、欧米の意識高い系のZ世代がゼブラ・ストライピングとカッコよく名付け、2024年のパーティーシーズンにあちこちのメディアで取り上げられるようになった。🍺🍷🍸🌳🧠🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍happy01🇯🇵🇺🇸🇪🇺