【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「<サイエンスNextViews>科学研究の問い、どう立てる」から
2025/04/21
2025.4.20 日本経済新聞の記事「<サイエンスNextViews>科学研究の問い、どう立てる」から
WhyとHow使い分け
コラムの著者 永田 好生氏(日本経済新聞社)は大学生の頃、「科学者は何をどのように研究するのかを、どうやって決めているのだろうか」という疑問にとらわれ、分野や年齢を問わず聴いてあるいたという。その答えは様々で、芸術や文学、トップアスリーツなどと同様にとても人間的なものだあったという。その論議の中でWhyとHowの使い分けが記憶に残る説明であり、永田氏はその背景について語っている。
○研究の原動力は「わかっていないことを知りたい」という思い
永田氏によれば、この思いが科学研究の原動力であり、なぞと疑問を抱くことは、答えを見出そうとする気持ちを奮い立たせる。この謎になぜ(Why)と疑問を持つことは、謎の背景や目的、意図をも導き出そうという問い方になり、物理や化学、生物など自然科学だけの議論では収まらなくなるという。哲学や心理学、宗教学までも幅広い視点で解き明かさねばならない壮大な問題となってしまい、自然科学の枠を超えてしまう。
この問いを「どのようにして(how)」に直して考えると、自然科学の範疇の手法で一歩一歩謎を解き明かして行く道が開けてくるという。仮説を立てて実験や観察を重ね、結果を検証する。新しい理論や法則を打ち出し、次の仮説や実験・観測へと進んでいく。問い方を変えて、これまで理解できなかったメカニズムを発見したり、因果関係を明確にしたり、自然科学ならではの実践的な作業が可能となる。🎓🧠🏢🔥🌳🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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